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NAGU キャラクター設定ガルーダ①



もう、これね、ずっと昔に描いたんです。

今の方が画力は落ちましたね(苦笑)。

描けなくなっちゃったんですよね、絵。

noteを始めて、人に見られるようになってから…

白状すると怖くなってね。

漫画の方も頓挫して…

もともと描けなかったのが、さらに描けなくなり…

理由は色々あるんですが…

「俺に描く資格あんの?」って。

今で言う「生きづらさ」を抱えた人たちが生きる希望を見出すような内容なんですが…

要するに「今」の俺に描く資格があるのか?と。

noteを読むと引きこもりから脱したとか、働くのが楽しくなったとか、人生が180度変わった、とか。

そういう記事を読むと、くすぶってる俺がなんだか惨めでね。

ずっと停滞してるから…

少しは成長できたかなって、思ったんだけど
やっぱ日によって心が不安定になってしまってね。

若いフォロワーさん達の悪い見本になってるんじゃないかって…

愚痴ばっか書いてきたんでね。

ホント、ごめん。

絵が描けない、というのはね、もう、動かないんですね、心が。

無気力というより心がザワザワして…

身の丈に合ってないんじゃないか、とか。

お前に、それ、言う資格あんの?とか。

NAGUという漫画は俺の心、そのものなんで。

俺の全てが出てしまう。

嫌でも直視しなきゃならない。

俺の幼さとか…

俺の甘さとか…

優しさだと思ってたものが別のものでしかなかったり…

俺の分身「ナグ」が毒親だったり…

心の闇とか。

ヤバさとか…

たとえギャグ漫画テイストにしてもボロっと出てしまうだろうな、とか。

そもそも「分かった気になってるだけ、克服した気になってるだけ」の漫画で嘘くさかったり…

どこかで聞いたようなテンプレの話でしかなかったり…

頭の中が散らかりすぎて…

全く集中できなくて…

現在進行系で停滞中。

待っててくれてる人がいるか、わからないけどゴメン。

でもなんか、描かなきゃってね。

それで今できること、キャラクター設定を公開していこうと。

今更だよね(苦笑)。

で、ガルーダ。

彼女の事を話す。

もう、何年前だろう。

比較的最近なんだよな…

noteを始める前なんだけど…

調べたら2021年1月…

まだ3年半前か(苦笑)。

ずっと一緒にいた感じなんだけど…

ロシアの戦争より一年前…

彼女の前世がエカチェリーナ二世という設定を決めたのは開戦前なのか後なのかは覚えていない。

センスティブな問題なんでタイミング的にどうかと思ったが、あくまで現在のロシアとは関係がないので語らせてもらいたい。

NAGUを改めて説明すると、俺の心の中の漫画。

夜寝る前に見るビションに過ぎない。

本当にそれだけ。

それだけなんだけど…

それが10年以上続いていると、キャラクター達がインナーチャイルドやイマジナリーフレンドというべき存在だと再認識するようになった。

主人公のナグは正体不明の女の子で、もう一つの地球アーセリアに突如降臨した。

降臨、と言っても海に漂っていた。

どこからやってきたのだろう。

彼女に親はいない。

彼女は…

「化け物」だったのかもしれない。

noteでは描けない内容…

これはnoteで発表する際、かなり悩んだ。

描くべきか修正するか。

ずっと保留してきた。

街を破壊したり程度では済まない。

彼女は「ズレて」いた。

思いっきり「ズレて」いたのだ。

そう…

彼女は人間ではないから。

人を…

人を食らっていたのだ。

人を殺すのを楽しんでいた。

でも…

ナグには大切な友達がいた。

海で漂っているのを介抱してくれた友達がいた。

恥ずかしい(苦笑)。

これも随分前の絵だね。

彼がナグを支えてくれた。

ナグが「人」と生きていけるように…

人間と共存できるように。

ずっと見守ってくれた。

色々あってね。

国ができたり。

いや略奪に近いか(苦笑)。

その後…

召使いやメイドを迎え。

二人の妹が(もちろん血は繋がってない)できたり。

アンドロイドを家族にしたり。

子供が生まれたり(父親は不明)。

結婚したような、しなかったような…

相変わらずナグはズレっぱなしで、メイドの心が壊れてしまって体がボロボロになり…

その後、彼女がナグを憎んで国が分裂した際、(リトルイスタ)女王になったり。

妹の一人がナグの後を次いで、こちら側の国(グランイスタ)の女王になったり。

もともと、クイスト(こちらの世界のキリスト)教区もあり、国が3つに分かれたり…

まあ、滅茶苦茶な話なのだが…

これ…

俺の心、そのものかもしれない。

うまくいえないけど私生活や、その時の心境なんかが反映されていたり…

イスラム過激派が世界を騒がせていた頃…

俺の精神状態も不安定で…

ナグが世界の半分を消してしまったこともある。

人間が憎くて憎くて…

妹たちが必死で止めてくれたが、それでも被害が甚大で…

でも…

彼ら十数万年も生きてるの。

だから甚大な被害も時の彼方に忘却されていく…

もちろん無かったことにはできないけれど…

人類も少しづつ再興して…

ナグは永遠とも言える命を持っている。

なぜ?

稚すぎて成長が異常に遅いから。

俺と同じ。

そう、俺と同じなんだ。

永遠の寿命というより成長が異常に遅いから歳を取らないように見えるだけ。

もう、現在では数えるのも面倒なので忘れたが十四万年くらい生きてる。

そして…

ナグは自分の魔力に適応する人間に「一緒にいる」呪いを、かけてしまう。

寂しいから。

だからナグの家族は歳を取らない。

ナグと同じ、時を生きることになる。

そう、選択権を与えているとはいえ、ほとんど巻き添えなのだ。

けれど…

現在、身内の何人かは亡くなっている。

そう、NAGUにはルールがある。

キャラクターの精神レベルがある一定の基準に達したら地球に旅立つ(転生)、「卒業システム」。

体が崩壊していくのだ。

心が大人になったら…

みな、卒業していく…

ナグから卒業していくのだ。

俺の中で、何か大きな変化があったわけではない。

あの日は何の変哲もない日だった。

何気ないいつもの日常だったのだ。

なんとなく。

本当に自然だった。

昼だったと思う。

彼らを自由にしてあげよう。

その時、そう思ったかは定かではない。

でも本当に自然な流れで俺の大切なキャラクター達は死んだ。

別れを告げて彼らは地球に旅立った。

ナグは号泣した。

わけわかんないくらい泣いた。

なんてことしちまったんだ俺…

現実味がわかない。

何年も一緒にいたキャラクター達だった。

でも…

あまりにも突然で…

でも…

あまりにも自然で…

俺はしてしまったことの責任とあまりにも軽はずみな決断に呆然としてしまった。

そっか…

もう、あいつらは…

でも…

俺は取り消したりはしなかった。

あの子たちの気持を尊重したかったから…


残ったキャラクター達もいる。

noteで初めに描いた漫画のキャラクター達だ。

もちろん、まだたくさんいるのだが。

彼らはいずれ紹介させて頂く。

そして…

大切なキャラクターを見送って呆然としていた俺は、新しいキャラクターが必要だと、かなり焦っていたと思う。

なにせ何年も大切にしてきたキャラクター達…

あの子たちの代わりなんて、そうそう生まれるわけない…

しかし俺は、それほど間を開けず、一人の女性を描いた。

それが女盗賊の「ガルーダ」だった。


キャラクター設定 ガルーダ②に続く。


























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