俺の好きな歌〜君の道はここで終わりじゃない〜
火沢は、あまり音楽には詳しくない(苦笑)。
しかし、高校生の頃、始めて買ったCDと言う物がある。
KAB.の「ホントは泣きたいクセに」だ。
今回、紹介するのは、それではないのだが、
実はKAB.が未だに活動していたとはつゆ知らず、(ネット環境が無かったとはいえ、スミマセン…)最近知った、この「今年の詩」がものすごい好きなので紹介させて頂こうと。
そもそもKAB.とは何者なのか?
若い人は知るまい(苦笑)。
火沢が高校生の頃の話。
葉加瀬太郎が審査員をしていた「ソングラ」というバラエティー番組があった。
毎回お題を出して新進気鋭のアーティストに作曲させて競わせようという、なかなか挑戦的な番組だった。
その中でもダントツで際立った才能を持っていたのがKAB.だ。
メロディの完成度もさることながら歌詞も繊細で情景が浮かびやすく、素朴だが、人に寄り添うような言葉選びが印象的。
辛い想いを重ねてきた人が、真っ直ぐに歌った、という感じで元気が湧いてくる。
特にnoteは表現の場。
なかなか苦労されている方も多いのではないだろうか?
「今年の詩」はKAB.が自分を奮い立たせるために作曲したらしい。
中年のハートに刺さるぞ〜!
番組後、無事メジャーデビューを果たしたKAB.だが(結構コマーシャルでPVが流てたっけ…)、数年くらいでメジャーシーンから遠ざかってしまった。
火沢の記憶は、KAB.が自費出版で写真と詩を組み合わせた新しい表現に切り替えたのを見たのが最後だった。
もう、歌は歌わないのかな…
友人と会うと「KAB.良かったよね」とよく思い出したように会話に挟んだりしてきたが何となく、もう活動を辞めたのだと勝手に思い込んでしまったのだ。
ところが最近スマホを買ったので(苦笑)。
「そういえばKAB.って今は何してるんだろ…」と素朴な疑問が…
調べてみると火沢が知らない間に結構アルバムも出してたみたいで…
一度、確かに活動休止してたみたいだけど。
ユーチューブもやってたり…
ライブで歌ったりはしてるみたいで…
歌声も昔のまんま。
「懐っ!」って感じです。
いや〜、もう20年ぶりくらい?
でも、火沢、その間あなたの歌聴いてましたよ。
ええ、忘れてなどいません。
なんせ、俺の初CDですから(笑)。
大切な思い出です。
何度も励まされました。
良い歌ばっかりです。
恩返しも出来ませんが、せめてnoteの皆様にご紹介させて頂きます。
と、言うことで「今年の詩」。
もしよければ聴いて下さい。
ここで終わるのは勿体ない人です。
こんなアーティスト、日本にいるんだって、やっぱファンとしてはね、知ってほしい。
以下、やはり他の曲も紹介したくなった。
興味が湧いた方はぜひ!
この歌は「山田花子に捧げる歌」がテーマだったような…
なぜ山田花子が…
経緯は忘れたが、火沢の初KAB.で、かなり衝撃を受けた。
普通に良い歌(笑)。
超名曲。
なぜか「ストリップ」がテーマだった。
全然、イヤらしくない。
クリスマスの繊細な情景が切ない。
紛れもないKAB.の代表曲の一つ。
これも名曲。
テーマは「カレーライス」
またもや、なぜ?という感じだがKAB.がこの難題を鮮やかに乗り越えた。
しかし、切ない。
普通、カレーでこの歌詞、思いつくか?
やっぱ天才!
これこれ、俺の初CD!
「ソングラ」後の歌かな。
よく、コマーシャル流れてたっけ。
番組見てた俺からすれば「買わねば!」だった。
やはり切ない。
けど、優しい。
KAB.はあまり幸福を歌わない。
でも何故か元気が出る。
そういう歌。
そういう人。
今回は、これで最後にしましょう。
日吉はKAB.の生まれた町。
誰しも生まれ育った町は特別なものかも知れません。
嫌な思い出も良い思い出も「故郷」には両方あります。
火沢は何か元気が足りないとき、やはりそこへ帰ります。
火沢の場合は自転車で一時間くらいですが(笑)。
でも「町」は帰るたびに変わってしまいます。
生家も、もうありません。
でも「変わらないもの」も確かにあります。
人間と同じ。
新陳代謝してるなって…
KAB.の日吉もそんな歌です。
もし今回の記事でKAB.を好きになって頂けたら、これ程嬉しいことはありません。
またKAB.をTVで見られる日を…
願っております!