ハンバートハンバート佐藤良成さんに憧れて2
お疲れさまです。
いきがらないキャリコンこと
キャリアコンサルタントながのたつやです。
立春を越えささやかな春が、ここにいるよとかくれんぼをしながらこっちを見つめているような
チラチラと春を感じる今日このごろ。
私はというと
髪が薄くなってきました。
寝癖か何か、気のせいだろうと思っていたのが1年前。
少し髪が細くなってきたかな?と感じたのが半年前。
髪のボリュームが無くなってないか?と不安になったのが一週間前。
もう髪が伸びてないのではないかと恐怖に感じたのが3日前。
髪が薄くなっていると確信したのが4時間前。
階段を転げ落ちるように
髪の人手不足が深刻化しています。
我が髪には、しっかり栄養という名の賃金も与え、1日の終わりには労をねぎらうマッサージを行う福利厚生も充実していたはず。
なのにも関わらず年々、髪が辞めていく。
今年度に入ってから髪の流出が止まらない。
お風呂の度に、
辞表を出して辞めていく髪ばかり。
どこかいいところがあるのだろうか?
今残っている髪で、頭皮を覆うにも限界が出てきた。
アウトソーシングを考える時期なのかもしれないけど、まだ早いのではなかろうかと判断が後手にまわる。
このままでは、
僕の憧れのハンバートハンバート佐藤良成さんに近づくことが不可能な夢物語になってしまう。
非常事態である。非常事態宣言発令である。
ただここで指をくわえて眺めているだけでは無能な経営者と言わざるを得ない。
キャリコンのはしくれとして、
辞めていく髪と、残ってくれている髪の状況を判断し
どうすれば佐藤良成さんに近づくことが出来るのかを考えることが、
プライオリティなのである。
まず、仮にこのまま髪の流出が止まらない場合は
予想される短中期計画を変更せざるを得ない。
KPIである佐藤良成さんに近づくというミッションを修正しないといけない。
であれば、佐藤良成さんに近づくという目標を軌道修正し、
斎藤道三に近づくという目標に変更することもやぶさかでない。
ただそうなると、
そもそも論として
なんのために斎藤道三に近づくのか、意味が分からなくなってくる。
斎藤道三になれたところで、やったー!とはならないのである。
僕は佐藤良成さんになりたいのだから。
目的を見失ってはいけない。
電車に乗って東京にいくことが目的なのであって、
電車に乗ることが目的ではないのだから。
となると、残る方法は一つ。
佐藤良成さんにもハゲてもらえばいいのだ。
むしろ、佐藤良成さんが僕に近づいてくれれば、
僕は佐藤良成さんに近づいたことになる。
win-winの関係。
待ち合わせの原理。
互いに歩み寄れば、目標達成も早く可能になるし
リスクも大幅に軽減される。
このプランは非常に効果的だと、こぶしを握りしめたあたりでふと気づく。
佐藤良成さんにどうやってハゲてもらうのか。
遠くで走る電車の音がよく聞こえる。。
野球の監督がバッター全員に
ホームランのサインを出せば勝利に近づくのは明らか。ただ問題なのは、どうやってホームランを打つのかが大事なポイントな訳で。
どうやって佐藤良成さんにハゲてもらうのか。
トンネルを抜けたと思ったらまたトンネルに入った。
しかも打開策について開目、見当もつかない。
他人にハゲないようにアドバイスすることは可能だとしても、
ハゲるようにアドバイスするなんて聞いたことも見たこともない。
おせっかいどころの騒ぎじゃない。
サイコパスの領域である。
どうやったらハゲるかお教えします!!
そら僕が広告塔になって、ハゲるための5つのポイントというセミナーなんかしたら説得力はあるけど、ニーズがない。
ここに来て、袋小路に迷い込んでしまった。
佐藤良成さんに、ハゲるための5つのポイントをお伝えするなどという暴挙に出たら、
不審者として扱われ通報されるか、
怒りを買ってしまい嫌われてしまうか、
そんなコトをになれば僕は佐藤良成さんに近づくどころか、一番遠い位置につくことになるし
ホンマツテントウ虫も甚だしい。
有るものを活かす。は分かる。
でも、無いものはどう活かせばよいのか。
無い袖は振れない。ならぬ、
無い髪は揺れない。
僕はこれから一生、佐藤良成さんに近づくことはできないのか。
酒だ酒だ。飲んでしまえ。
このトンネルはかなり長い。
なんというトンネルに入ってしまったのか。
これはもしかして、計画の時点で負け戦は決まっていたのかもしれない。
負けだ負けだ。
でも、でもね。
僕の中にあるインナーチャイルドが叫んでいる。
やっぱり佐藤良成さんに近づきたい!
うん!あちき、佐藤良成さんに近づきたいでありんす!
そうだ!髪型はたしかに斎藤道三かもしれないけど、
他の部分で佐藤良成さんに近づけばいいのでなかろうか!
現実的かつ実行可能な方法で近づくことを考えればいいのだ。
例えば、
歌い方。
サビの部分で、少し首を横に動かす歌い方とか。
遠くを見つめて大きな口を開けて歌うところとか。
いいぞ、いいぞ。近づいてきた。
イメージを具現化するんだ。
潜在意識にある佐藤良成さん像を顕在化させる。
スタンドカラーのシャツを着て、少しゆるめのパンツをはいてみればあっという間
佐藤良成さんみたいな
斎藤道三の出来上がり♪
あかんがな!
どうあがいても斎藤道三に近づいてしまう。
あと、僕は普段から歌うことを生業にしていないので
歌う仕草を完コピしたところで
お披露目する機会はほぼほぼ無い。
ほぼほぼ無いということは、
ほぼほぼ佐藤良成さんに近づけたという周知は
ほぼほぼ出来ない。
となると僕はやはり、
ほぼほぼ斎藤道三という結果になってしまう。
ぼぼぼぼぼぼ。
髪ってそんなに効果的な視覚情報なのかい!?
人は見た目が9割っていうけど、
人は髪が9割。の方が正解じゃないのか?
焼け石に水。
オワコン。
あきらめる。とかは明らかに見極める。や、あからめる。が語源だと聞いたことがある。
この場合、僕が佐藤良成さんに近づくというこは、
明らかに見極めると
可能か不可能かというと、かぎりなく可能に近い方の不可能であると言わざるを得ない。
※ビッグデータを用いた結果。
でもそうかもしれない。
雲の上の存在とはそうなのかもしれない。
まさにまぶしい人。
手の届かない存在だからこそ、まぶしい。
憧れは憧れのままでよいのである。
なろうとせずに、見続ければよいのだから。
僕はといえば、
髪の薄いながのたつやに憧れてます!と言ってもらえるような人間になればいいのです。
うん。きっとそうだ。
って納得できるかーー!
わしゃ佐藤良成さんになりたいんじゃーい!!
まだまだ佐藤良成さんに憧れていくぞ!
つづく。
キャリアコンサルタントながのたつや