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日頃は病棟から出られない子どもたちが“お外で夜遊び”――名大病院で花火大会
名大附属病院で9月初旬、花火大会がありました。
小児病棟に入院している子どもたちと家族を対象に開いている恒例イベントです。
日頃は病棟から出られない子どもたちが、この日はお外で“夜遊び”できるとあって、待ちわびていた子どもたちはテンション上がりっぱなし😍
打ち上げ花火に「わぁー!」っと歓声、手持ち花火におっかなびっくり。。
うれしさのあまり、あちこちを走り回る子もいて家族や看護師たちは右往左往です💦
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昨年5月から入院している6歳の男の子は、生まれて初めての花火。最初は手に持つのを怖がっていたけれど、慣れてくると「できた!」と大喜び。お父さんも、子ども以上にうれしそう。
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今年1月から入院中の3歳の男の子は久しぶりの外出。お母さんは「治療が続いてずっと沈んでいたけど、外に出たら気分が良さそう」と喜んでいます。
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昨年7月から入院中の6歳の女の子は、大好きな担当医師に抱っこしてもらいながら参加。お母さんは直前まで花火大会のことを話さなかったそう。「サプライズで伝えたら大喜びでした。(臓器の)移植を終えてようやく落ち着いたところで、本当に良かった」と顔を崩しました。
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小児科診療科長の高橋義行教授は「子どもたちは長い入院で閉じこもって治療に耐えています。楽しいことがないと気力もわきません。入院中の友だちと、それも夜に外に出て遊べるというかけがえのないひとときは、とても大事です」と、花火大会を続けていく考えです。