性犯罪・性加害④
※性犯罪について少しずつお話します。
いっぱい話すと読んでくださる方にご負担かもしれないので、少しずつ。
性犯罪・性加害・性暴力
性的逸脱行為・性的問題行動
これらのキーワードから、どのような事柄が連想されますか。
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加害者は、被害者にどんなに深く大きな傷みや影響を与えてしまったか、
いまひとつ分かっていない時があります。
「それを分かっていたら、加害行為なんてやってない」とも思いますが、
性犯罪者の中には「そもそもそんなに悪いことをしているつもりがなかった…」と吐露する方も。
これくらいならいいと思った
相手は明確な拒絶を示してなかった
本当に嫌ならもっと抵抗したはずだ
相手を怖がらせるつもりなんてない
被害者にも落ち度がある など、
「どう考えても自分(加害者)に都合のいい捉え方でしょ!」
と指摘したくなるような考えを本気で持ってしまっていることが、
非常に多くみられます。
ここで、冒頭の質問に戻ります。
性犯罪・性加害・性暴力
性的逸脱行為・性的問題行動
これらから連想される事柄が、
いかに卑劣で、他者の人権を踏みにじるようなことか。
相手の生活、将来、目標、人間関係、様々な面にあらゆる影響を及ぼすことか。
被害者はもちろん、その家族や周りをもどれほど苦しめることか。
つまり自分も、「ちょっとしたこと」のつもりが、
充分に卑劣で、多くの他者を長期的に苦しめることをしたのだ、
と気づくのではないでしょうか。
「そんなに悪いことをしてるつもりはない」
と思っていた自分の愚かさに気づき始めることは、
内省の始まりとも言えます。
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性加害をしていた自分の行動や考えの異常さを目の当たりにして
自分自身の存在を消してしまいたくなるほどの自己嫌悪に陥り
気づいたら悪循環に・・・ということは防ぐべきです。
これからの再犯防止に向けた
前向きで適切な取り組みを支えるために、
専門家がいます。
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