二次創作の小説、もっと読まれたい人へ。pixivのブクマを伸ばす&観覧数を増やす方法
こんにちは、みさとです。今日はオタク活動の話です。
普段はライティングなどの仕事でご飯を食べているのですが、昨年の秋頃に崖から転げ落ちるような勢いで二次創作にハマり、飯も食わずに二次創作小説の執筆・分析をしました。その結果、「こういう書き方なら読まれるんだな」ということがある程度わかり、大規模ジャンルにいることの後押しがありつつも、安定して1000ブックマーク以上の数字を貰えるようになりました。
これはぜひ知見を共有したいなということで、今日はここに「pixiv上で読まれる二次創作小説を書く・プロデュースする方法」を記していきたいと思います。
もちろん、二次創作は自分の表現したいことを書くものなので、観覧数やブックマーク数を気にして内容をどうこうする必要はないと思います。それでも、やっぱり書くからには高みを目指したい! 評価されたい! という方もいらっしゃいますよね。
単純にブクマ数・観覧数を獲得したければ、旬ジャンルにいることが一番強いのは確かですが、そのときハマってるものって必ずしも旬ジャンルではないですよね。なので今回は「絶対に1万ブクマ獲得したい!」という人よりも、「自分がいまいるジャンルで中堅くらいにはなりたいな〜」という人向けのつもりで書いていきます。実際これを書いている私もジャンルの中では中堅くらいです。
「pixivのブックマークがなかなか増えない」「もっとたくさんの人に読まれたい」という方はぜひ目を通していただけたら嬉しいです。よろしくお願いします。
自分の小説の評価を「ブクマ率」で判断する
まず前提として、高みを目指したいのであれば、自分の作品の評価を正しく測るための指標が必要です。
自分の作品はつまらない or 面白いけど読者受けが悪いからブクマが少ないのか。それとも、話自体はウケているのに観覧数が少ないせいでブクマも少ないのか。それって大きな違いですよね。
私はpixivに投稿した小説が読者から見て面白かったのか、面白くなかったのかをブックマーク“数”ではなく、ブックマーク“率”で判断しています。
ブクマ率とは、「その小説を読んだ人の中で、どれだけの割合の人がブックーマークをしてくれたか」。ブクマ率が20%なら、10人読んだ内の、2人がブクマをしてくれたということです。
単純にブックマーク数だけを見てしまうと、ジャンルの規模、投稿した時間帯、pixivの「あなたにオススメ」への掲載、フォロワーの多い作家からのリツイートなど、小説以外の条件によって数字が大幅にブレます。
なので、自分の書いた小説が読者ウケするのかどうかを測る指標としては、ブクマ数よりブクマ率の方が優れていると思います。
私の肌感だと、人気の小説はブクマ率が15%〜20%ぐらいです。ブクマ率が10%切るものはブクマ数もあまり伸びていないような……。
(※ 例外的に、そのジャンルの中でもトップクラスにブックマーク数がついているものはブクマ率が下がりがちです。おそらく、そのジャンルへ足を踏み込んだばかりの一見さんが、ハマれるカップリングを探すべく人気順やusers検索などでチラ読みしていくので下がるのだと思います)
以上のことから、ブクマ率が低い人はおそらくお話が読者ウケしていないということがわかります。反対に、ブクマ率が高いのにブクマ数が少ない場合は、お話は面白いのにその他の要因のせいでそもそもクリックされていないということがわかります。
自分の小説のどこがイマイチなのかを理解した上で対策を練ると数字の改善につながると思うので、ぜひ確認してみてください。
ここからは、小説を書くときのポイント、インプットについて、pixivに投稿する際に気をつけることについて説明します。
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