移動にまつわる社会課題 ―トヨタ自動車と意見交換を行いました―
トヨタ自動車株式会社様からコンタクトをいただき、トヨタの新規事業を担われているみなさまと、きょうだい会@Nagoyaの運営メンバーで11月7日に意見交換会をさせていただきました。
現在、トヨタのみなさまは、障がいを持つ方の移動に関する社会課題を解決するという目的で、インタビュー調査などされているということ。その中で、障がい当事者だけでなく、私たちきょうだい会にも声をかけていただきました。
今回は、
・身体障がいだけでなく、他の障がいを持つ人のきょうだいの経験
・車に限らず広く遊びに行った経験
・きょうだいとして、出かけるときに我慢していたこと、困ったこと
・子どものころ、どんな風にしてほしかったか など...
幅広く質問いただき、お話をさせていただきました。
当初は移動の課題ということで、「きょうだい」が本当にお役に立てることがあるのかなと思っていましたが、大変真摯に丁寧に耳を傾けていただき、また的確な質問を投げかけていただき、私たちも改めて気付くことがありました。
大企業から関心を持っていただくほど「きょうだい」という概念が広がってきていることに、大きな時代の流れを感じますし、うれしく思います。同時に、こうした社会的な認知に比例して、きょうだい会として改めて襟を正すおもいでした。
障がいのある・なし、障がい者のきょうだいである・なしに関わらず、みんなが豊かに暮らしていける社会に改めて思いをはせる時間となりました。
トヨタ自動車株式会社のみなさま、どうもありがとうございました!
新規事業ということで、アウトプットはここからさらに様々な立場の方の意見を取り入れたものになるでしょうが、「きょうだい」としての意見を聞かれるという経験に、みんなでワクワクさせていただきました。
今後の活動を応援しています!!
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