2021年4月きょうだい会の感想

2021年4月にオンラインきょうだい会を行いました。皆さんからいただいた感想をお届けします。

4月は，年齢や兄弟姉妹の障害種が比較的ばらついた2グループに分かれて，お話をしました。それぞれのグループでお話が盛り上がっていました。
同じきょうだいという立場でも，それぞれ多様な体験をされています。
しかしそれぞれの境遇は違えども，きょうだい同士が繋がり，悩みや思いを分かち合うことができるのは，やはり素敵なことだなと思いました。


※きょうだい会@Nagoyaでは、みなさんが安心できる空間となるように、会で聞いた話は会の外では話さないことをルールにしています。ここでは、記事で紹介して良いと許可いただいた感想のみ掲載しています。

満足度

今回は，会に参加しての満足度についてもお聞きしました。
回答していただいた満足度については，「やや満足」が1人，「とても満足」が5人でした。

参加しただいた皆さんにご満足いただけたようで，嬉しく思います。
これからも皆さんのご意見を参考にして，満足いただけるきょうだい会を行っていけたらと思います。

皆さんの感想

初参加の方もいて、ちょっとずつ顔ぶれに変化があるのも良いですね。きょうだい以外の話題も楽しくて、良い時間でした。

グループに分かれてから、きょうだい児の保育をテーマに卒論を書かれる参加者さんの中間発表を聞かせていただけたし、前回のきょうだい会から昨日までに私の身の回りで起こった事件とその対処法を聞いていただけて有難かったです。
付け加えるなら、体調が芳しくなくぼ～っとしていた私に、優しく声をかけてくださり、話させてくださって嬉しかったです。可能なら次回も是非参加したいです。

今まで、同じような環境のきょうだいに出会ったことがなかったので、気持ちを共感し合えたことがとても嬉しかったです。一人ひとり環境は違うけれど、これからの家族への向き合い方など多くのことを学ばせて頂きました。

親きょうだいから暴力や暴言を受けてきた子供時代、正直、もう思い出したくもないですが、他の方のお話を聞いて、ありありと思い出し、しばらく不安定な精神状態になりました。今回の感想もなかなか書けなかったです。 戦争体験者が死ぬまで戦争の話をしなかった、という話を時々聞きますが、最近そのお気持ちがわかる気がします。しんどくて誰かに聞いて欲しい時、しんどくて触れたくもない時、その両方があります。 さまざまな自助グループに参加したり、しなかったりを、細々と、途切れ途切れに、長く続けてきたのは、そういうことだったのかなと、自覚しました。

自分のメンタルが不調気味であったため、この会をすごく楽しみにしていました。さまざまな方の話を深く聞くことで、未知数の今後に悲観的にならなくても大丈夫だと思うことができ、いっぱいいっぱいだった心に、少し余裕ができた気がしました。

最近はすっかり暖かくなり，新しい年度が始まりました。
まだまだ新型コロナウイルスが猛威を振るっており，対面での活動は難しそうです。
今年度もンラインによる活動を中心にしつつ，きょうだいの皆さんと繋がることができる機会を作っていけたらと思います。

今年度もきょうだい会＠Nagoyaをよろしくお願いいたします！