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鯱もなか本店の大福セットがどれも美味しかったというつぶやき

親戚からもらった鯱もなか本店の大福セット「3種の大福バラエティセット」、絶品でした! 
100年以上の歴史を持つ老舗和菓子屋の矜持を感じられる、上質な求肥のようなモチモチ食感と風味の大福生地に加え、中に入っている食材がどれも今までのイメージを覆す生地との相性抜群さなのです!

あまりに美味しいので、今日noteにまとめました!

1.ひと粒青梅クリーム大福

ひと粒青梅クリーム大福 パッケージ
同 中身
同 断面

丸ごと一粒の青梅に生クリームと小豆を合わせた大福「ひと粒青梅クリーム大福」。とても美味しいです。
梅酒を使っているというだけあって、梅単体でも上品な酸っぱさと華やかな香り。
そこに生クリームのまろやかなコクと小豆の芳しい甘さが加わって、よりお互いのうまさを引き立てます。
食感的にも大福のもっちりさが梅のカリカリ感と絶妙の相性。梅系スイーツはこういった味や食感が違和感感じることもが多くて敬遠していたのですが、
この梅大福は素敵にバランスが保たれていて、大好きになりました!

2.ピスタチオ大福


ピスタチオ大福 中身
同 断面

公式HPの紹介文や原材料いわくピスタチオペーストに生クリームを合わせ、インゲン豆やチョコチップを中に入れているという「ピスタチオ大福」。
今まで食べたピスタチオスイーツとは一味も二味も違う美味しさです!

上述した大福のモチモチさがインゲン豆やチョコチップの歯ごたえある食感と相性抜群なことも素敵ですが、それ以上に最高なのが食材同士の相性です。
ピスタチオ系の濃密な香ばしさと芳しさに生クリームによってまろやかな口当たりが、チョコチップのほろ苦い甘みで濃密なコクが、インゲン豆によって安心する素朴な風味が加わることで、他のピスタチオスイーツと一味も二味も違う複雑な旨味と上品なキレへと仕上がっていました!

僕は大抵のピスタチオ系は
「美味しいけど、コーヒーとか飲み物と合わせないとちょっときついかな……」
とその旨味の強烈さにやや敬遠していたのですが、これは大福だけでもペロリと食べることができました。
青梅の大福同様、ピスタチオスイーツのイメージが逆転する美味しさでした!

3.クリームチーズ大福

クリームチーズ大福 パッケージ
クリームチーズ大福 断面


「3種の大福バラエティセット」の中でも最高の美味しさなのが「クリームチーズ」大福です!  梅、ピスタチオ同様食材と大福生地同士の食感の相性も最高ですが、その2つ以上に何個でも食べられる美味しさなのです!

中にクリームチーズはこだわって作っていることが容易に想像できる濃蜜なコクとさっぱりした後口が絶妙なバランス。それ単体でも満足できる美味しさなのに
そこに冷凍とは思えない瑞々しい甘酸っぱさのブルーベリー果実とソースが加わることで、フルーティーさとオイリーさを併せ持ち、キレも前述したピスタチオや青梅大福以上に絶妙なものへと進化。
濃密な旨味はあるのに本当に食べたというくらい、軽やかな後味なのです。仮に来訪先のお宅でこれを10個出されたとしても、ペロリと平らげたでしょう。それくらいもたれないのです。

ちなみに公式の通販ページを今朝覗いたらだとこのクリームチーズ大福のみ売り切れていました。納得です!

おわりに

どの大福も、鯱もなか本店さんの和菓子店としての実力を実感できる美味しさでした。
大福生地そのものも食感の風味共に和菓子の王道。さらに入っているどの食材も王道食材であるあんこ以上に合うイメージがわかないものばかりなのにまるで大福生地と生き別れの双子だったように絶妙に合う。
作り手--すなわち鯱もなかさんに神がついているのではとすら感じる美味しさでした。
機会があったら現地名古屋の実店舗でその銘菓を買いたい、以前から鯱もなか本店さんに抱いていた思いがより強まる大福セットでした!