【1/28 #日めくりクラシック音楽 】今日はフォーレ「レクイエム」初演日(1915年)
こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 でご紹介するのは、1915年1月28日に初演日を迎えたフランスの作曲家ガブリエル・フォーレの「レクイエム」をご紹介します。
ガブリエル・フォーレとは?
ガブリエル・フォーレ(1845-1924)は、フランスの作曲家,教育者。幼いころから音楽に親しみ,1854年−1865年パリの〈古典と宗教の音楽学校〉で学ぶ。同校ではグレゴリオ聖歌やルネサンス期の合唱音楽についての素養を深め,教師として着任したサン・サーンスと知り合う。
1866年から教会のオルガン奏者や楽長を務め,1896年−1905年パリのマドレーヌ聖堂首席オルガン奏者。また1896年パリ音楽院(コンセルバトアール)の作曲と対位法教授となり,M.ラベル,フローラン・シュミット,N.ブーランジェ,ハスキルらを教えた。
1905年−1920年,同院院長。1903年に聴覚の異常に襲われて以来,聴力は徐々に失われた。作品は繊細で清澄な感覚に富み,《レクイエム》(1887年−1888年),《バイオリン・ソナタ第1番》(1876年),ベルレーヌの詩による歌曲集《優しい歌》(1894年),4手のためのピアノ曲《ドリー》(1893年−1896年),管弦楽曲《ペレアスとメリザンド》(1898年)など壮年期までの作品が日本では広く親しまれている。
晩年の《ピアノ五重奏曲第2番》(1921年),《弦楽四重奏曲》(1924年)などの室内楽曲では,ベートーベン後期の弦楽四重奏曲にしばしばたとえられる内省的な深みに到達した。
また,生涯にわたり書き継がれた歌曲はドビュッシーの作品とともに,フランス近代歌曲(メロディ)をドイツ歌曲(リート)に比肩する位置に押し上げたものとして評価が高い。ほかに,各13曲のピアノ曲《夜想曲》と《舟歌》,オペラ《ペネロープ》(1907年−1913年)など。
モーツァルト、ヴェルディの作品とともに「三大レクイエム」の一つに数えられるレクイエムは、彼のマドレーヌ教会での国葬で演奏された。
ガブリエル・フォーレ「レクイエム」
演奏:ラジオ・フィルハーモニー管弦楽団
指揮者:ジェームス・ガフィガン
フォーレの音楽活動のなかでは、ピアノ四重奏曲第2番ト短調作品45、あるいは『パヴァーヌ』作品50などと並んで、中期の幕開きを告げる代表的な作品に位置づけられる傑作で演奏機会も多い。
しばしば、モーツァルト、ヴェルディの作品とともに「三大レクイエム」の一つに数えられる。
フォーレのレクイエムは当時のカトリックの死者ミサでは必須であった「怒りの日」などを欠くなど、そのままではミサに用いることの出来ない形式をとっている。その後2回の改訂を行い、現在演奏されるのはパリ万国博覧会でも演奏され、大成功を収めた「1900年版」と言われる第3稿です。
それでは、今日はこの辺で🎶
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