【3/12 #日めくりクラシック音楽 】今日はイギリスの作曲家ブリテン:チェロ交響曲 初演日(1964年)
こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 では、1964年3月12日に初演日を迎えたイギリスの作曲家ベンジャミン・ブリテンのチェロと管弦楽のための交響曲(通称:チェロ交響曲)をご紹介します。
ベンジャミン・ブリテンとは?
エドワード・ベンジャミン・ブリテン(1913-1976)は、イギリスの作曲家・指揮者・ピアニスト。
12歳で F.ブリッジの弟子となり,1930~33年ロンドン王立音楽学校で学んだ。卒業後は映画,ラジオ,劇場音楽を作曲,39年渡米して最初のオペレッタ『ポール・バニヤン』を発表し,42年帰国。
クーセビツキー基金により3幕のオペラ『ピーター・グライムズ』 (1945)圧倒的成功をおさめ,以後『ルクリーシャの凌辱』 (46) ,『アルバート・ヘリング』 (47) ,『ねじの回転』 (54) ,『カリュー・リバー』 (64) などのオペラをはじめとする多くの作品により英国の作曲家としてパーセル以来の高い評価を得た。
歌曲,管弦楽にもすぐれ,『シンプル・シンフォニー』 (34) ,『青少年管弦楽入門』 (46) ,『戦争レクイエム』 (61) などの作品がある。
日本の〈紀元2600年〉奉祝作品の委嘱をうけて作曲した《鎮魂交響曲》(1940)は日本政府を激怒させ記念演奏会の曲目からはずされた。
ベンジャミン・ブリテン:チェロと管弦楽のための交響曲(通称:チェロ交響曲)
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチに献呈され、その独奏とモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団との共演によって1964年3月12日に世界初演が行われた。
ブリテンは1960年の9月に、ショスタコーヴィチのチェロ協奏曲第1番がロンドンで西側初演される場に立ち会った際に、終演後に楽屋に訪問し、ソリストとして演奏を聴かせたチェリストのムスティスラフ・ロストロポーヴィチと初めて出会い、親交を結んだ。
このことがきっかけで、チェロソナタやチェロ交響曲、3曲の無伴奏チェロ組曲という重要な作品を生み出すことへとつながった。
実質的にはチェロ協奏曲に他ならないが、「交響曲」の名称は、伝統的な協奏曲の定石に比べて、独奏楽器とオーケストラが互角に渡りあうことにちなんでいる。
それでは、今日はこの辺で🎶
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