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【6/23 #日めくりクラシック音楽 】今日はドイツの作曲家カール・ライネッケの誕生日(1824年):フルートソナタ ホ短調 「ウンディーネ」

こんにちは、名古屋クラシック音楽堂@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 では、1824年6月23日が誕生日であるドイツの作曲家カール・ライネッケの代表作であるフルートソナタ ホ短調 「ウンディーネ」をご紹介します。

カール・ライネッケとは?

カール・ライネッケ(1824年6月23日 - 1910年3月10日)は、ドイツロマン派の作曲家、ピアニスト、指揮者、教育者。

音楽理論や音楽教育書の著作を出していた高名な音楽教育者の父親ルドルフに学ぶ。

7歳までに作曲を始め、12歳でピアニストとして初めて公開演奏を行う。1843年、北欧で演奏旅行を行い、引き続きライプツィヒでメンデルスゾーンやシューマンに師事。

1846年にはデンマークにて宮廷ピアニストとなる。1851年、フランツ・リストの娘達、ブランディーネとコジマにピアノのレッスンをする。のち、作曲家のフェルディナント・ヒラーに乞われてケルン音楽院で教える。

1860年にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の楽長、音楽院の教授に就任。1869年にはブラームスの「ドイツ・レクイエム」を、この年の2月18日にライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団を指揮して初演する。

1875年、王立プロイセン芸術アカデミーの会員となる。1897年、ライプツィヒ音楽院の院長に就任。1902年にすべての公職から引退した。

ライプツィヒ音楽院での門下生に、ブルッフ、グリーグ、スヴェンセン、シンディング、サリヴァン、ヤナーチェク、アルベニス、ワインガルトナー、リーマンらがいる。

彼が師事したシューマンの作品で合唱曲として名高い「流浪の民」のフルオーケストラ版編曲も手がけた。こちらも長らく埋もれていたが、2010年10月13日、ライプツィヒ大学入学式に於いて同大学管弦楽団・合唱団によって現ゲヴァントハウス大ホールにて蘇演がなされた。

公職から引退後も死の間際まで作曲活動を続けていたため、創作数は出版作品だけで300曲を超え、未出版の作品を数えると千曲以上ともいわれる。様々な分野の曲を書いているが、魅力的な旋律と創意に富む数多くのピアノ曲で殊に有名であった。

カール・ライネッケ:フルートソナタ ホ短調 「ウンディーネ」

カール・ライネッケが1882年にフリードリヒ・フーケの、水の精ウンディーネと騎士フンボルトの悲恋物語『ウンディーネ』に着想を得て作曲したフルートソナタである。

ライプツィヒ音楽院教授でゲヴァントハウス管弦楽団首席フルート奏者のヴィルヘルム・バルゲに献呈された。

初演は1884年1月12日、アメデ・ドゥ・フロエのフルート、作曲者自身のピアノ伴奏により、ライプツィヒにて初演。

それでは、今日はこの辺で🎶

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