【2/26 #日めくりクラシック音楽 】今日はアントン・ブルックナー:交響曲第6番 初演日(1899年)
こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 では、1899年2月26日に初演日を迎えたオーストリアの作曲家アントン・ブルックナーの交響曲第6番をご紹介します。
ヨーゼフ・アントン・ブルックナーとは?
ヨーゼフ・アントン・ブルックナー(1824‐1896)は、オーストリアの作曲家、オルガニスト。ワーグナーに傾倒し、ロマン主義と古典主義を調和させた交響曲と宗教音楽の大家として知られる。
聖フローリアン修道院の少年聖歌隊員として教育を受けたのち,1851年同院の,56年リンツ大聖堂のオルガン奏者。
56~61年ウィーンで S.ゼヒターについて学び,68年その後任としてウィーン音楽院教授,75年ウィーン大学の和声と対位法の理論講師となる。
作曲は 40歳を過ぎてから始めたが,ブラームス対ワーグナーの抗争に巻込まれ,批評家 E.ハンスリックの妨害,新聞の嘲罵を受け,『第7交響曲』の成功 を除き生前は妥当な評価を得なかった。
彼の作品が世界的に評価されたのは第1次世界大戦後のことである。作品は,ミサ曲や交響曲9曲 (第9交響曲は未完) のほか,『テ・デウム』 (84) ,『弦楽五重奏曲』 (78~79) などがある。
アントン・ブルックナー:交響曲第6番
1879年9月から1881年9月にかけて作曲された。
当楽曲は、ブルックナーの交響曲の特徴の一つとなっている全休止(ブルックナー休止)が無く、各楽章ともに連続した流れが意識されているようである。作曲者自身、この曲を「大胆なスタイル」で書いたと主張している。
ブルックナー中期の傑作といえるが、力強く構築的な第5番、親しみやすい人気曲の第7番に挟まれたためか、演奏機会は比較的少ない。
当楽曲の初演については、先ず1883年2月に第2・3両楽章のみ行われているが、全曲通しの初演は、ブルックナーの死後5年経過した1901年3月に行われている。
それでは、今日はこの辺で🎶
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