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【令和3/3/3 #日めくりクラシック音楽 番外編】今日は没後100年のサン=サーンスの交響曲、ヴァイオリン協奏曲、ピアノ協奏曲の第3番を3曲愉しむ日

こんにちは、名古屋クラシック音楽堂@nagoyaclassicca)です。今日は #日めくりクラシック音楽 の番外編として、今年没後100年を迎えるサン=サーンスの交響曲第3番、ヴァイオリン協奏曲第3番、ピアノ協奏曲第3番の3曲を愉しむ「3づくし」でご紹介します。(名前もサン=サーンスってゴロが3に雰囲気近いですしね)

サン=サーンスとは?

シャルル・カミーユ・サン=サーンス(1835-1921)はフランスの作曲家,ピアノ奏者,オルガン奏者。2021年12月16日に没後100年を迎える。

幼少のころから抜きん出た楽才を示し3歳で作曲を始める。生地のパリ音楽院に学んだのち,マドレーヌ教会オルガン奏者,音楽学校ピアノ教授などを務め,フォーレらを教えた。

1871年には音楽教育家のR.ビュシーヌとともに国民音楽協会を創設し,フランス音楽の発展をめざす。きわめて多作で,ラテン語や古典文学に通じた豊かな教養を背景に上品,華麗な様式の作品を各ジャンルに残した。

バイオリンと管弦楽のための《序奏とロンド・カプリッチオーソ》(1863年),《ピアノ協奏曲第2番》(1868年),交響詩《死の舞踏》(1874年),オペラ《サムソンとデリラ》(1867年−1877年),《バイオリン協奏曲第3番》(1880年),組曲《動物の謝肉祭》《交響曲第3番》(ともに1886年)などが広く知られ,室内楽曲にも名品が多い。

サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付き」

サン=サーンス自身「この曲には私が注ぎ込める全てを注ぎ込んだ」と述べたように、彼自身の名人芸的なピアノの楽句や、華麗な管弦楽書法、教会のパイプオルガンの響きが盛り込まれている。

初演や、翌1887年1月9日のパリ音楽院演奏協会によるパリ初演はどちらも成功を収め、サン=サーンスは「フランスのベートーヴェン」と称えられた。

サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番

「序奏とロンド・カプリチオーソ」や「ハバネラ」と並び、多くのヴァイオリニストに愛奏されてきた。旧作ほどヴァイオリンの演奏技巧を前面に押し出してはおらず、それでいて音楽的な充実は増し、旋律の創意や表現の巧みさにおいてまさっている。

サン=サーンスの最後のヴァイオリン協奏曲で、ロマン派音楽における重要なヴァイオリンと管弦楽のための協奏的作品の一つ。1880年に完成され、初演者のパブロ・デ・サラサーテに献呈された。

サン=サーンス:ピアノ協奏曲第3番

ピアノ協奏曲第2番が初演された翌年の1869年に作曲し完成された。初演は同年にライプツィヒのゲヴァントハウスにおいて、サン=サーンスのピアノ独奏、カール・ライネッケの指揮で行なわれた。

初演の際、第2楽章冒頭の和声法が大胆過ぎるという理由で、演奏中に聴衆の間で口論が始まったといわれる。サン=サーンスは今日では保守的な作曲家とみなされており、本質的にはそうに違いないが、彼が実際には豊富な実験精神を持っていたことを窺わせるエピソードである。

それでは、今日はこの辺で🎶

「#なごクラ」という東海4県のクラシック音楽演奏会をご紹介&徹底応援するプロジェクトを始めました。

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このプロジェクトは東海4県(愛知・岐阜・三重・静岡)で開催されるクラシック音楽の演奏会・コンサート・リサイタル・講演会などをひたすらご紹介するというもの。

「#なごクラ」プロジェクトの詳細は、note記事にまとめました。

まずは、名古屋クラシック音楽堂のTwitterにて、だいたい2週間~1カ月先のクラシック音楽演奏会の情報を、ハッシュタグ #なごクラ を付けてツイートしていきます。

2021年1月のクラシック音楽演奏会の情報は、#なごクラ
2021年2月のクラシック音楽演奏会の情報は、#なごクラ2
(※当初、月別に探せるようにと思って分けましたが、検索一覧性が悪いので、#なごクラ に一元化します。)

として、アーカイブしています。

聴きに行くコンサートの計画を立てるのにご活用ください。またクラシック音楽演奏会の主催者やホール、演奏家など関係者の皆様からも情報を募集しています。掲載ご希望の方は名古屋クラシック音楽堂のTwitterのDMでご一報ください。

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