【4/26 #日めくりクラシック音楽 】今日はロシアのピアニスト:ニコライ・ルガンスキーの誕生日(1947年)~ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲~
こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 では、1947年4月26日に誕生日を迎えたロシアのピアニスト、ニコライ・ルガンスキー演奏したラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43をご紹介します。
ニコライ・ルガンスキーとは?
1972年、旧ソ連のモスクワ生まれ。父は物理学、母は化学の研究者である。5歳からピアノを弾きはじめる。
1979~1990年、モスクワの中央音楽学校でT. E. ケストネルの下で学び、その後モスクワ音楽院に入学してタチアナ・ニコラーエワ、セルゲイ・ドレンスキーの下で学び、1995年に卒業する。
引き続き研究科に進んでドレンスキーの下で学び、1997年に卒業する。1998年より母校のモスクワ音楽院でドレンスキーの助手として教え始め、現在も同音楽院で教鞭をとっている。
ルガンスキーはモスクワ・フィルハーモニーのソリストとして、ロシア功労芸術家とロシア人民芸術家(2013年)受賞時に登場している。
正確無比な演奏技巧、安定した演奏技巧と豊かな情緒が特徴的で、とりわけラフマニノフ作品の解釈で知られている。
世界各地でオーケストラと共演を続けるほか、1994年のチャイコフスキー国際コンクールピアノ部門における(1位なしの)2位を頂点に、数々の世界的な音楽コンクールでも優れた業績を残してきた。1992年にザルツブルク・モーツァルテウムより最優秀ピアニストとして表彰された。
ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲
正式には、ピアノとオーケストラのための『パガニーニの主題による狂詩曲』作品43。セルゲイ・ラフマニノフが1934年に作曲した25部から成る変奏曲形式の、ピアノを独奏楽器とする協奏的狂詩曲である。
楽曲構成は主題と24の変奏から成る。一般の変奏曲と異なり、第1変奏のあと、第2変奏の前に主題を置いている。
主題は、パガニーニのヴァイオリン曲『24の奇想曲』第24番「主題と変奏」の「主題」を用いている。すなわち、パガニーニと同じ主題を使って別の変奏を試みているのである。
後にこの作品はミハイル・フォーキンによってバレエ化された。その際ラフマニノフはフォーキンに「超絶技巧と引き換えに悪魔に魂を売ったと噂されたニコロ・パガニーニの伝説を筋立てとして利用してはどうか」という提言をしている。
ちなみに、第18変奏:Andante cantabile 変ニ長調 3/4は主題は別として、この曲の中で特に有名な部分なので耳にしたことがある方もいるかもしれません。よく第18変奏単独で演奏される。最初はピアノが独奏で演奏し、オーケストラが受け継ぐ。
それでは、今日はこの辺で🎶
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