【2/13 #日めくりクラシック音楽 】今日はドイツの作曲家ワーグナーの命日(1883年)~楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 では、1883年2月13日が命日のドイツの作曲家ヴィルヘルム・リヒャルト・ワーグナーの代表曲である楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」をご紹介します。
ヴィルヘルム・リヒャルト・ワーグナーとは?
ヴィルヘルム・リヒャルト・ワーグナー(1813-1883)は、ドイツの作曲家、指揮者、思想家。ロマン派歌劇の頂点であり、また「楽劇王」の別名で知られる。
ほとんどの自作歌劇で台本を単独執筆し、理論家、文筆家としても知られ、音楽界だけでなく19世紀後半のヨーロッパに広く影響を及ぼした中心的文化人の一人でもある。
警察関係の書記をしていたフリードリヒ・ワーグナーを父に,その第9子としてライプチヒに生まれた。少年のころギリシア文学やシェークスピア劇に熱中したが,ベートーベンの作品に接し,音楽家になる決意をした。
18歳のとき,ライプチヒ大学に入って音楽と哲学を聴講した。1832年ころから指揮者として各地を遍歴する。
1842年ドレスデンに移って宮廷歌劇場(現ドレスデン国立歌劇場)指揮者となる。ここで《タンホイザー》(1843年−1845年),《ローエングリン》(1846年−1848年)を完成するが,パリの二月革命(1848年)の影響下に1849年〈ドレスデン蜂起〉が勃発。これに加わったため逮捕状が発せられ,チューリヒへ亡命。
1864年帰国し,バイエルン国王ルートウィヒ2世に招かれミュンヘンへ行く。1868年《ニュルンベルクのマイスタージンガー》(1862年−1867年)を初演。1870年にはF.リストの娘でビューローの妻だったコジマ〔1837-1930〕と正式結婚.
また,このころ哲学者ニーチェと交際する。1872年バイロイトに居を移し,自作上演のためのバイロイト祝祭劇場を創設,1876年《ニーベルングの指環》で開場。
最初のオペラ《婚礼》の台本をプラハで書き,帰国後作曲を始めたが,未完に終わった。
ヴィルヘルム・リヒャルト・ワーグナー:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
ドイツ語による全3幕の楽劇(1868)。原題《Die Meistersinger von Nürnberg》。台本は作曲者自身により1862年に完成,67年に総譜が完成した。1868年6月ミュンヘンの宮廷劇場で初演。
物語は16世紀半ばごろ,ドイツの都市ニュルンベルクにおける聖ヨハネ祭の日,マイスタージンガーたちの歌合戦が行われ,優勝者には金細工師ポーグナーの娘エーファが賞として与えられることになった。
互いに好意を寄せ合うエーファと青年騎士ワルター,ひそかにエーファを愛している靴屋の親方ハンス・ザックス,エーファを獲得しようとあせる書記ベックメッサーらが主要登場人物である。
ワーグナーの主要作品のなかでは唯一の喜劇的要素をもつものである。
また、この作品はドイツ芸術を賛美する内容をもつため、1868年のミュンヘン初演以来、ドイツ統一を求めるナショナリズムの象徴として用いられ、一時はナチスの国威・戦意発揚の道具に利用されたこともあった。
それでは、今日はこの辺で🎶
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