【3/8 #日めくりクラシック音楽 】今日はフランスの作曲家ベルリオーズの誕生日(1869年)~ローマの謝肉祭~
こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 でご紹介するのは、1869年3月8日に誕生日を迎えたフランスの作曲家ルイ・エクトル・ベルリオーズの代表作であるローマの謝肉祭をご紹介します。
ルイ・エクトル・ベルリオーズとは?
ルイ・エクトル・ベルリオーズ(1803-1869)はフランスののロマン派音楽の作曲家。「標題音楽」という新しいジャンルをつくり出した 。
20歳のとき,父の反対を押してパリ音楽院のジャン・フランソア・ルシュールに師事。 1830年にローマ大賞を受け,イタリアに留学。同年に発表した5楽章の『幻想交響曲』は,「ある芸術家の生涯のエピソード」という副題と,各楽章ごとに文学的説明文が付された典型的な標題音楽であった。
パリに戻って『イタリアのハロルド』 (1834) ,『ロメオとジュリエット』 (1839) などを発表。 1840年以後はヨーロッパ各地を演奏旅行しながら『ファウストの劫罰』 (1846) ,『キリストの幼時』 (1854,初演) などの劇的な合唱曲などを残した。
また著作家として、教育的な著作である『管弦楽法』によって、ベルリオーズは管弦楽法の巨匠として後世に多大な影響を与えた。
ルイ・エクトル・ベルリオーズ:ローマの謝肉祭
ベルリオーズが1844年に作曲した管弦楽曲である。ベルリオーズの序曲の中では今日最も頻繁に演奏されている。
なお、この作品は単独の演奏会用序曲であり、「ローマの謝肉祭」というオペラは存在しない。
1838年に初演されたオペラ『ベンヴェヌート・チェッリーニ』は失敗に終わったが、ベルリオーズは自身の作品に対する愛着から、このオペラより主要な旋律を引用して単独の管弦楽曲へと編集するアイディアが浮かんだ。
オペラからはアリアの主題と「ローマの謝肉祭」の主題が引用された。新たな管弦楽曲の名前は後者の旋律の名前から「ローマの謝肉祭」に決定した。
それでは、今日はこの辺で🎶
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