【2/5 #日めくりクラシック音楽 】今日はジャック・イベールの命日(1962年)~木管五重奏のための3つの小品~
こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 でご紹介するのは、1962年1月30日に命日を迎えたフランスの作曲家ジャック・フランソワ・アントワーヌ・イベールの代表曲「木管五重奏のための3つの小品」をご紹介します。
ジャック・フランソワ・アントワーヌ・イベールとは?
ジャック・フランソワ・アントワーヌ・イベール(1890-1962)は、フランスの作曲家。パリに生まれ,パリ音楽院に学ぶ。
オネゲル,ミヨーら「六人組」と呼ばれる現代フランス音楽の作曲家と同時代に属し,色彩的な管弦楽,入念な作曲法,才気あふれた作品は,パリジャン特有の世界をつくりだしている。
第1次世界大戦に海軍士官として従軍後同校に復学し,1919年カンタータ《詩人と妖精》でローマ大賞受賞。ローマ留学中に交響的組曲《寄港地》(1922年)を発表し,作曲家としての地歩を固めた。
以後も,フランス近代音楽の伝統に即した手堅い作風を守り,ウィットに富む洗練された作品を発表。印象主義と新古典主義の諸要素を結合した作品を残す。
代表作に,ピアノ組曲《物語》(1922年),室内管弦楽のための《ディベルティメント》(1931年),モイーズに献呈された《フルート協奏曲》(1932年―1934年),《弦楽四重奏曲》(1944年)などがあり,映画音楽にも才気をみせた。第2次大戦後パリのオペラ座総監督などを務め,1956年アカデミー会員となる。
ジャック・フランソワ・アントワーヌ・イベール:「木管五重奏のための3つの小品」
フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴットの4種の木管楽器に、金管楽器のホルンを加えた木管五重奏は、19世紀に確立した比較的新しい編成です。
ユーモア溢れる愉快な音楽と巧みな楽器使用法が映えた色彩豊かな室内楽作品として我が国でも木管五重奏曲の重要なレパートリーとなっている。
スウィングのリズム感を取り入れた軽妙な第1楽章、穏やかで優しい印象の第2楽章、間の抜けたホルンのオブリガートとユーモアに満ちた旋律の第3楽章で構成された、お洒落な作品です。
それでは、今日はこの辺で🎶
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