【2/9 #日めくりクラシック音楽 】今日はヴェルディ:オペラ《ファルスタッフ》初演日(1893年)
こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 では、1893年2月9日に初演日を迎えたイタリアの作曲家ヴェルディのオペラ《ファルスタッフ》をご紹介します。
ジュゼッペ・ヴェルディとは?
ジュゼッペ・フォルトゥニーノ・フランチェスコ・ヴェルディ(1813-1901)は、19世紀を代表するイタリアのロマン派音楽の作曲家であり、主にオペラを制作した。「オペラ王」の異名を持つ。
ミラノで音楽を学び,1839年に最初のオペラ『オベルト』をスカラ座で発表。 46年パリ,47年ロンドンを訪問し自作を上演。
続いて『リゴレット』 (1851) ,『イル・トロバトーレ』 (53) ,『椿姫』 (53) などのオペラを発表して名声を確立。
55~70年にはパリやペテルブルグの劇場のためにも作曲し,またイタリア独立運動に力を尽した。
ベリーニは早世し,ロッシーニとドニゼッティも活動を終えたイタリア・オペラ界を,以後半世紀にわたり一身に担う。
その後『アイーダ』 (71) ,シェークスピア劇に基づいた『オテロ』 (87) ,『ファルスタッフ』 (93) を作曲。オペラ以外に宗教的作品も残し,最後に『4つの宗教曲』 (98) を作曲した。
ジュゼッペ・ヴェルディ:オペラ《ファルスタッフ》
イタリア語による全3幕のオペラ(1893)。原題《Falstaff》。原作はシェークスピアの『ヘンリー4世』と『ウィンザーの陽気な女房たち』を題材として、アリーゴ・ボイートが台本を作成。
老騎士ファルスタッフに恋文を渡された二人の女性が、お互いの恋文が同じ文面であることに気付き、女性たちが示し合わせてファルスタッフを懲らしめるという物語。
ヴェルディ最期の作品で、二つだけ残した喜劇のうちの一つ。(もう1作である初期作品『一日だけの王様』は、今日ではめったに上演されない)
初演は1893年2月9日にミラノのスカラ座で行われ、大成功を収めた。直前の作品である『アイーダ』や『オテロ』ほど爆発的な人気を得たわけではないものの、『ファルスタッフ』はその高尚さと音楽的創造性のために大好評となった。
それでは、今日はこの辺で🎶
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