【4/25 #日めくりクラシック音楽 】今日は、イタリアの作曲家ジャコモ・プッチーニ最後のオペラ「トゥーランドット」初演日(1926)
こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 では、1926年4月25日に初演日を迎えた、イタリアの作曲家ジャコモ・プッチーニ最後のオペラ「トゥーランドット」をご紹介します。
ジャコモ・プッチーニとは?
フルネームは、ジャコモ・アントニオ・ドメニコ・ミケーレ・セコンド・マリア・プッチーニ(1858-1924)。その作品である『トスカ』、『蝶々夫人』、『ラ・ボエーム』などのオペラは今日でも上演の機会が多いことで知られる。イタリアのルッカに生まれ、ベルギーのブリュッセルで没した。
父祖代々の音楽家の家系に生まれ,1880年にミラノ音楽院に入り,アントニオ・バッツィーニ,アミルカレ・ポンキエッリらに師事。
ジュゼッペ・ベルディ以来最大のオペラ作曲家といわれ、人情味豊かな題材、優美な旋律、人物描写の妙を尽くし、イタリアの伝統的歌唱法を主とするオペラ作品を多く作曲。
代表作は、オペラ『マノン・レスコー』(1893,トリノ初演)、『ラ・ボエーム』(1896,トリノ初演)、『トスカ』(1900,ローマ初演)、『蝶々夫人』(1904,ミラノ初演)などがある。
ジャコモ・プッチーニ:オペラ「トゥーランドット」
「トゥーランドット」はフランソワ・ペティ・ド・ラ・クロワが1710年から1712年に出版した『千一日物語』の中の「カラフ王子と中国の王女の物語」に登場する姫の名前であり、また、その物語を基にヴェネツィアの劇作家カルロ・ゴッツィが1762年に著した戯曲で、オペラだけでも少なくとも12人の作曲家の作品が存在することが確認されている。
このうち今日においてもっとも有名なプッチーニの作品とされるものは、プッチーニの1924年の没後、遺された未完部分にフランコ・アルファーノの補作を経て、1926年にイタリア・ミラノで初演された3幕物のオペラ。
「トゥーランドット」は、中世中国を舞台に、美しい王女トゥーランドットと彼女をめぐる3人の王子の物語を描いた作品。
「トゥーランドット」の中で歌われるアリアで有名なのは「王子様、お聞きください」と「氷のような姫君の心も」、「泣くな、リュー」、「誰も眠ってはならぬ」で、いずれも素晴らしい表現力を持っている。
特に「誰も眠ってはならぬ」は、ルチアーノ・パヴァロッティが著名な歌い手として知られ、単体でシングル発売し、クラシックとしては異例の、イギリスのシングルチャートのトップを数週間に渡り記録し、全英だけで400万枚以上、全世界1200万枚以上の驚異的セールスを記録し、これをきっかけに「三大テノール」公演が実現した。
それでは、今日はこの辺で🎶
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