【3/3 #日めくりクラシック音楽 】今日はメンデルスゾーン:交響曲第3番《スコットランド》初演日(1842年)
こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 では、1842年3月3日に初演日を迎えたドイツの作曲家フェリックス・メンデルスゾーンの交響曲第3番《スコットランド》をご紹介します。
フェリックス・メンデルスゾーンとは?
フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847)は、ドイツの作曲家、指揮者、ピアニスト。
哲学者 M.メンデルスゾーンの孫でユダヤ系の富裕な家庭に育ち、1811年に家族とともにベルリンに移住。
18年に同地でピアニストとしてデビューし,21年にはワイマールでゲーテと知合った。26年に序曲『夏の夜の夢』を作曲。
29年には J.S.バッハの死後初めて『マタイ受難曲』を指揮,その後イギリスをはじめヨーロッパ各地を演奏旅行し、33年にはジュッセルドルフ市楽長、35年にはライプチヒのゲバントハウス管弦楽団の指揮者となり、43年に R.シューマンらとともにライプチヒ音楽学校を設立。
古典主義的ロマン派の作曲家として名声を博した。
主作品は交響曲5曲,演奏会用序曲『フィンガルの洞窟』 (1830) ,ピアノの『無言歌』 (30) ,『バイオリン協奏曲ホ短調』 (44) ,オラトリオ『エリア』 (46) 。
フェリックス・メンデルスゾーン:交響曲第3番《スコットランド》
メンデルスゾーンが完成させた最後の交響曲である。 「第3番」の番号は出版順による。これより早い時期に作曲された第4番「イタリア」、第5番「宗教改革」の両曲はメンデルスゾーンの死後に出版された。
「スコットランド」という標題は、メンデルゾーンがこの曲を着想したのがスコットランド旅行中だったことによる。
エディンバラのメアリ・ステュアートゆかりのホリールードハウス宮殿を訪れ、宮殿のそばにある修道院跡において、16小節分の楽想を書き留めた。これが「スコットランド」交響曲の序奏部分である。
ロマン派音楽の交響曲として代表的な存在であり、4つの楽章は休みなく連続して演奏されるよう指示されている。
それでは、今日はこの辺で🎶
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