【3/29 #日めくりクラシック音楽 】今日はドイツの作曲家カール・オルフの命日(1982年)~世俗的カンタータ「カルミナ・ブラーナ」~
こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 では、1982年3月29日に命日を迎えたドイツの作曲家カール・オルフの代表作、世俗的カンタータ「カルミナ・ブラーナ」をご紹介します。
カール・オルフとは?
カール・オルフ(1895-1982)は、ドイツの作曲家,指揮者,音楽教育家。 1914年ミュンヘン音楽院卒業,ドイツ各地で指揮活動をし,21年 H.カミンスキーに師事,その影響でルネサンスやバロックの音楽に興味をもつ。
24年,ギュンター学校創設に助力し,J.ダルクローズの教育路線によって 35年まで教鞭をとる。このときの経験をもとにして,音楽教育用の"Schulwerk"を出版。
37年代表作の一つ『カルミナ・ブラナ』を作曲し独自の作風を確立,43年『カトゥーリ・カルミナ』,その後『アンチゴネ』『アフロディテの勝利』などギリシア悲劇を題材とした作品が多い。
オルフの作風はリズムを重視し,打楽器を多く用い,そのうえに単純明快なユニゾンや5度の反復的旋律を用いて力強い原始的な効果をあげている。 50~60年はミュンヘン音楽大学で教鞭をとった。
カール・オルフ:世俗的カンタータ「カルミナ・ブラーナ」
舞台形式によるカンタータ(単声または多声のための器楽伴奏付の声楽作品)であり、『楽器群と魔術的な場面を伴って歌われる、独唱と合唱の為の世俗的歌曲』という副題が付いている。
19世紀初めにドイツ南部、バイエルン選帝侯領にあるベネディクト会のボイエルン修道院で発見された詩歌集から24篇を選び、曲を付けた。
「初春に」「酒場で」「愛の誘い」の3部から成り、その前後に序とエピローグがつく。1936年に完成し、翌1937年6月8日にフランクフルトのフランクフルト歌劇場で初演され、全世界に名前を知られるようになった。
混声合唱、少年合唱、ソプラノ・テノール・バリトンのソリスト、大規模なオーケストラという大きな編成である。抜粋で演奏されることも多い。
それでは、今日はこの辺で🎶
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