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【4/23 #日めくりクラシック音楽 】今日はロシアの作曲家セルゲイ・プロコフィエフの誕生日(1891年)~ピアノ協奏曲第3番~

こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 でご紹介するのは、1891年4月23日に誕生日を迎えたロシアの作曲家セルゲイ・プロコフィエフの代表作であるピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 作品26をご紹介します。

セルゲイ・プロコフィエフとは?

プロコフィエフ生誕100周年にあたる1991年に発行されたソ連の15コペイカ切手に描かれたプロコフィエフの肖像。

セルゲイ・プロコフィエフ(1891~1953)は、帝政ロシア末期から革命を経てソ連時代にかけて活躍。ロシア革命後アメリカへ亡命、のち帰国。

ソ連では、「社会主義リアリズム」「ソ連の音楽の第一人者」と言われ順風に作曲を続け、世界でもその名を不動のものにしています。

代表作に歌劇『戦争と平和』、バレエ音楽「放蕩息子」「ロメオとジュリエット」、組曲「エジプトの夜」、交響曲「交響曲第7番 嬰ハ短調 Op.131青春」など。

プロコフィエフ:ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 作品26

作曲者自身をはじめ、多くのピアニストによって盛んに演奏・録音が行われており、プロコフィエフの協奏曲の中では最も有名な作品の一つとなっている。

1921年シカゴにて、プロコフィエフの独奏とフレデリック・ストック指揮のシカゴ交響楽団によって世界初演が行われた。

初演当初は特に人気が出なかったが、翌1922年にセルゲイ・クーセヴィツキーがパリ初演で本作を指揮し、華々しい称賛を得て、20世紀の代表的楽曲の一つに数えられるまでになった。

独奏とオーケストラのバランスを維持しつつも、要所要所に情熱的なフレーズ、不協和音などプロコフィエフならではの表現が遺憾なく織り込まれており、全体として活気溢れる曲調になっている。

日本では、プロコフィエフが亡命途上の日本滞在中に聞き覚えた『越後獅子』の旋律が終楽章に流用されたと言われ、楽曲解説で必ずといって良いほど言及される有名なエピソードとなっている。

また国内外のコンクールで、このプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番を選ぶコンテスタントが多い。国際ピアノコンクールを題材にした小説『蜜蜂と遠雷』の中でも登場したことでも知られている。

それでは、今日はこの辺で🎶 過去にプロコフィエフのバレエ音楽《ロミオとジュリエット》交響曲第5番もご紹介しているので、よろしければご覧ください。

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