【2/24 #日めくりクラシック音楽 】今日はエドヴァルド・グリーグ:ペール・ギュント 初演日(1876年)
こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 では、1876年2月24日に初演日を迎えたノルウェーの作曲家エドヴァルド・グリーグのペール・ギュントをご紹介します。
エドヴァルド・グリーグとは?
エドヴァルド・ハーゲルップ・グリーグ(1843-1907)は、ノルウェーの作曲家。
ベルゲンで,スコットランド系の父とノルウェー人の母の間に生まれる。ライプチヒ音楽院に学び,1862年郷里でピアノ奏者,作曲家としてデビュー。
1864年ノルウェーの作曲家R.ノールローク〔1842-1866〕とコペンハーゲンで知り合い,自国の音楽的伝統に根ざした国民主義的音楽への志向を固めた。
1866年クリスティアニア(現オスロ)に居を定め,以後指揮者としても各地で活躍。コペンハーゲンとオスロに音楽協会をつくって自国作曲家の紹介に努めるなど精力的に活動し,ノルウェー国民音楽の確立に主導的な役割を果たした。
代表作に,劇音楽《ペール・ギュント》(1874年−1875年)とその2つの管弦楽組曲,《ピアノ協奏曲イ短調》(1868年),10集からなるピアノ曲《抒情小曲集》(1867年−1901年),《チェロ・ソナタ》(1883年),三つのバイオリン・ソナタ(1865年,1867年,1886年−1887年)などがあり,歌曲にも名品が多い。
エドヴァルド・グリーグ:組曲《ペール・ギュント》
ノルウェーの文豪ヘンリック・イプセンの五幕詩劇のために書かれた『ペール・ギュント』のために作曲した劇付随音楽。管弦楽のための組曲が2つ編まれており(作品46と作品55)、それらが有名である。
クリスチャニア(現オスロ)の王立劇場で初演が行われた。音楽の指揮はヨハン・ヘンヌムによる。
上演は、イプセンの狙い通りに音楽のおかげもあって成功を収めたが、一方で近代性を備えた風刺的なイプセンの戯曲に対してグリーグの音楽がロマンティックに過ぎることへの批判もあった。
不随音楽自体は全27曲で計約85分となる。現在ではその中から1891年に編曲された第1組曲(4曲:朝、オーセの死、アニトラの踊り、山の魔王の宮殿にて)と、1892年に編曲された第2組曲(4曲:イングリッドの嘆き、アラビアの踊り、ペール・ギュントの帰郷、ソルヴェイグの歌)が演奏されることが多い。
グリーグ:ペール・ギュント全曲版
それでは、今日はこの辺で🎶
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