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【5/12 #日めくりクラシック音楽 】今日はフランスの作曲家ガブリエル・フォーレの誕生日(1845年)~パヴァーヌ~

こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 でご紹介するのは、1845年5月12日が誕生日であるフランスの作曲家ガブリエル・フォーレの代表曲~パヴァーヌ~をご紹介します。

ガブリエル・フォーレとは?

ガブリエル・ユルバン・フォーレ(1845年5月12日 - 1924年11月4日)は、フランスの作曲家、オルガニスト、ピアニスト、教育者。

スペインに近い南フランスの町パミエの教育者の家に生まれ、早くから音楽の才能を示した。

9歳からパリのニデルメイエール音楽学校に入学、11年間宗教音楽を中心に学ぶ。この間、サン・サーンスのピアノ・クラスでリスト、ワーグナーの音楽に接し、作曲に開眼した。

1865年同校卒業後、レンヌのサン・ソブール教会を皮切りに、パリのいくつかのオルガン奏者を歴任し、77年にマドレーヌ教会の楽長、96年には同教会主席オルガン奏者となった。

同じ96年からパリ音楽院の作曲法の教授となり、M.ラベル,フローラン・シュミット,N.ブーランジェ,ハスキルらを教えた。1905年から17年間、同院長を務めた。1920年にレジオンドヌール勲章のグランクロワを授与された。

晩年の作品にみられる気品と深みをたたえた作風は、他の追随を許さない。1909年アカデミー会員となり、清貧のうちにパリに没。死にあたっては国葬が行われている。

同時代のフランスを代表する作曲家のひとりであり、その作曲スタイルは20世紀の作曲家の多くに影響を与えた。彼の作品の中でも有名なものに『パヴァーヌ』、レクイエム、『シシリエンヌ』、ピアノのための夜想曲、歌曲「夢のあとに」、「月の光」などがある。

よく知られて親しみやすい楽曲は概して初期に書かれているが、後年になると和声的、旋律的に複雑性を増してくる。傑作として評価の高い作品の多くは、この後期に生み出されている。

ガブリエル・フォーレ:パヴァーヌ

パヴァーヌ とは、 16世紀 から 17世紀前半 にかけてヨーロッパの宮廷で流行していた舞踏のことである。それ以後舞踏のスタイルとしては廃れていくが、器楽曲の形式では残っていく。ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ(1910年)」も有名。

1886年に管弦楽曲として作曲され、翌1887年に合唱パートが追加された。詩はロベール・ド・モンテスキューによる。合唱パート追加版も動画でご覧ください。

管弦楽曲にも合唱曲にも分類されるが、管弦楽のみで演奏されることも多い。『レクイエム』と並び、フォーレの中期を代表する傑作である。

フォーレならではの甘美で崇高、清楚な旋律美で知られ、管弦楽版の他にピアノ編曲(フォーレ自身が演奏している録音やピアノロールも現存)や独奏、他にもさまざまな編曲がなされ、ポピュラーのソロ・ボーカル曲としても歌われている。また、劇付随音楽『マスクとベルガマスク』の終曲(第8曲)にも使われている。

それでは、今日はこの辺で🎶

フォーレ関連記事:レクイエム

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