【4/8 #日めくりクラシック音楽 】今日はイタリアの作曲家ドニゼッティの命日(1848年)~オペラ「愛の妙薬」~
こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 でご紹介するのは、1848年4月8日に命日を迎えたイタリアの作曲家ドニゼッティの代表作、オペラ「愛の妙薬」をご紹介します。
ガエターノ・ドニゼッティとは?
ガエターノ・ドニゼッティ(1797-1848)はイタリアの作曲家。19世紀前半のイタリア・オペラ界でロッシーニ,ベリーニと並び称された。
ボローニャ音楽院に学び,法律家にしようとする父の束縛から逃れるために入隊。余暇にオペラを作曲して好評を博した。
1823年除隊後,速筆多作ぶりを発揮,『アンナ・ボレナ』 (1830) ,『愛の妙薬』 (1832) ,『ランメルモールのルチア』 (1835) などで国際的名声を得た。
1839年『ポリウト』で検閲当局と争い,パリに移って 1840年『連隊の娘』を上演。ウィーンでは『シャモニーのリンダ』 (1842) の人気により宮廷作曲家の称号を得た。
1844年以後,神経性麻痺で再起不能となった。70曲あまりのオペラを残した。
パリやウィーンでも人気をさらった。ベル・カントの美声を引き立たせる流麗な旋律と管弦楽の巧みな書法は,のちのベルディにも影響を与えている。
ガエターノ・ドニゼッティ:オペラ「愛の妙薬」
1832年に初演された全2幕からなる喜劇的オペラ。不器用な村の青年がいかさまの薬売りから手に入れた偽の惚れ薬によって美しい富農の娘と結ばれる喜歌劇。第2幕で主人公の青年が歌うアリア「人知れぬ涙」が有名。
テノールとソプラノの主役カップルにバリトン2人で大部分を占め、他に脇役ソプラノ1人、合唱というシンプルな人物構成で、4人までは充分に見せ場、聴かせ場が与えられているため、スター歌手の顔見世公演にも適している。
1832年5月12日、ミラノのカノビアーナ劇場にて初演される。
それでは、今日はこの辺で🎶
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