【5/15 #日めくりクラシック音楽 】イタリアの作曲家、クラウディオ・モンテヴェルディの誕生日(1567年)〜歌劇『オルフェオ』〜
こんにちは、名古屋クラシック音楽堂(@nagoyaclassicca)です。今日の #日めくりクラシック音楽 でご紹介するのは、1567年5月15日が誕生日であるイタリアの作曲家クラウディオ・モンテヴェルディの代表作、歌劇『オルフェオ』をご紹介します。
クラウディオ・モンテヴェルディとは?
クラウディオ・ジョヴァンニ・アントニオ・モンテヴェルディ(1567年5月15日 - 1643年11月29日)は、16世紀から17世紀にかけてのイタリアの作曲家、ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者、歌手。
クレモナでインジェニェリに学んだあと、15歳で最初の曲集を出版した。1590年マントバの宮廷音楽家となり、1602年には宮廷楽長に就任した。しかし、12年に庇護者のマントバ公ビンチェンツォ1世が死んだことにより宮廷楽長の職を退き、クレモナに戻った。
翌13年ベネチアのサン・マルコ大聖堂楽長となり、以後43年11月29日に死ぬまでこの地位にあって、ベネチアの音楽の発展に尽くした。
モンテベルディは、ルネサンス音楽の最後の担い手であると同時に、新しいバロック音楽をも開拓し、確立していった大作曲家であった。
また16世紀末に新しく登場したオペラにも手を染め、最初の作品『オルフェオ』(1607)によってオペラの分野の確立に貢献した。ベネチア時代の最後に書かれた『ポッペアの戴冠』(1642)は、バロック・オペラの最高傑作と評されている。
クラウディオ・モンテヴェルディ:歌劇『オルフェオ』
クラウディオ・モンテヴェルディが作曲した5幕からなるオペラ。1607年に初演された。モンテヴェルディが作曲した最初のオペラである。
16世紀末にフィレンツェのカメラータを主体として新しいモノディ様式の歌唱を主体とする音楽劇が考案され、ヤコポ・ペーリの『ダフネ』(部分的に残る)および『エウリディーチェ』(1600年初演、現存する最古のオペラ作品)、ジュリオ・カッチーニの『エウリディーチェ』などが作られた。
『オルフェオ』にはダ・カーポ・アリア、有節歌曲、ライトモティーフ、劇的なモティーフを伴った楽器法、レチタティーヴォなど、後世のオペラに用いられる形式やその可能性がすでに示されている。
しかし後世のオペラと異なる点も少なくない。合唱の多用は大きな特徴であり、いわゆるバロック・オペラが個人の歌唱を中心としているのと異なる。2幕以降の各幕は大規模な合唱で終わる。またシンフォニアなどの純粋な器楽曲も多用される。
『オルフェオ』が作曲された当時「オペラ」という語はまだ存在しておらず、モンテヴェルディ本人はこの作品を「音楽による寓話」と称している。
それでは、今日はこの辺で🎶
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