素粒子宇宙円卓会議#5 |初期宇宙の姿、研究者にはどのように“見える”のか?
「KMIの研究者と、KMIサイエンスコミュニケーションチームと名大研究フロントラインメンバーが台本なしに交流し、どのような相互作用が生まれるのか」という切り口で、KMI研究者をゲストに迎え、素粒子宇宙対話をポッドキャスト配信する本企画。
5回目となった今回は、市來 淨與さん(KMI 准教授)をお招きし、お話を伺いました。
市來さんは、初期宇宙から現在の宇宙までの歴史や、未来の宇宙のようすを知るため、宇宙マイクロ波背景放射(CMB)や宇宙磁場、21cm線による宇宙論などをキーワードに理論研究を進めています。今回は、特にCMBと21㎝線について聞きました。また、理論研究と観測研究の違いなど、研究スタイルの話も必聴です!
02:24 CMBで初期宇宙の何がわかる?
06:02 「なんで人間っているの?なんで宇宙があるの?」中学生のころからずっと頭に残る純粋な疑問とインフレーション
14:44 ビックバンの残光・CMBとは?宇宙暗黒時代からのシグナル・21cm線とは?
18:56 理論屋と観測屋は何が違う?研究スタイルそれぞれの役割
26:28 天文学と宇宙物理学の違いは?
28:24 宇宙の様々な不思議な現象が、なぜ研究者には身近なものとして“見える”のか?“見える”ようになるための訓練とは?
33:23 仕事の日の過ごし方。休日の過ごし方。
41:09 大学生の皆様へメッセージ。
「大学院ってどんなところだろう?」と進学に少しでも興味がある人や、「自分で何かやってみたい!」という人にはぜひ大学院に来てほしいと市來さんは言います。研究現場は、人類誰も知らないことにチャレンジする生活。いろんなことに疑問が止まらないそこのあなた!ぜひ、大学院で研究してみませんか?
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◯関連リンク
・KMI Science Communication Team(KMISCT)
・KMISCT twitter
・宇宙論研究室 (C研)
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