![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/109834017/rectangle_large_type_2_e78e82492726ecadd29baeea56972cce.png?width=1200)
新築購入時の税金『不動産取得税』❓📰不動産塾👔『家のトリセツ』🏡
新築戸建てを購入すると不動産取得税がかかります。
新築を購入していろいろと出費して、翌年また支払い・・・
出来るだけ費用を抑えてのが、皆さんが考えていると思います。
不動産取得税は、一定の条件を満たすことにより軽減されることも、記事したいと思います。
戸建ての場合は購入した土地と建物の両方にかかり、国の基準により、土地や建物に対してそれぞれ評価されて決められます。
不動産取得税は、算出方法は共通して以下の内容で計算されます。
『不動産取得税額=固定資産税評価額×税率』
✅固定資産税評価額とは、毎年課税される固定資産税の税額の基準になる評価の金額のことです。
⏺税率は
標準税率本則4%
<税率の特例>住宅及び土地3% (R6.3.31まで)とされています。
課税標準及び税額の特例で、新築戸建てを購入した時の不動産取得税には、軽減措置と言われ、固定資産税評価額に対して1,200万円を控除します。もし固定資産税評価額が控除額未満の場合は、その金額が控除の金額になります。
✅全ての住宅が対象というわけではなく、戸建ての延床面積が50㎡以上240㎡以下の建物であることが適用要件となっています。
🔴土地部分の軽減措置
下記のいずれかのうちの大きい方の金額が控除額として適用されます。
45,000円(控除前の税額が45,000円未満の場合はその金額)
土地の1㎡に対する固定資産税評価額×1/2(※)×住宅の床面積の2倍(200㎡が限度)×税率3%
新築戸建ての場合、土地と住宅を同時に購入するだけでなく、土地の購入後に建物を建てる場合もあります。
住宅と同時に取得していて、新築未使用の住宅を築1年以内に取得している場合には、適用となります。
🔴不動産取得税シュミレーションの一例
『新築戸建て』
(住宅部分)
延床面積120㎡・取得価格2,200万円・固定資産税評価額1,100万円の場合
(土地部分)
土地面積180㎡・取得価格1,800万円・固定資産税評価額1,300万円の場合
⏺軽減税率前
(住宅の部分)330,000円=1,100万円×3%
(土地の部分)195,000円=(1,300万円×1/2)×3%
【不動産取得税の金額】525,000円
🔴軽減税率が適用されると
(住宅の部分)0円=(1,100万円-1,200万円)×3%
(土地の部分)0円=(1,300万円×1/2)×3%-軽減額216,000円
【不動産取得税の金額】0円となります。
🔴申請のタイミング
不動産取得税の場合、原則として軽減措置を申告するための期限が設けられていて、申請するタイミングを逃した場合の救済措置などもありますが、新築住宅取得後、申請期限や申請場所についても記載しておきます。
不動産を取得した日から60日以内に、不動産の所在地を管轄する県税事務所に提出してください。郵送による提出でも可能です。