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Gloomy_Weasel
2021年1月10日 19:59
――私は毎日、夕方になると、ある言葉を唱えなければいけない。でないと、「あの世」に迷いこんでしまうから――オリジナルの短編小説です.よろしければお付き合いを.1「近藤さん、一緒に帰ろう」 そう言われ、私はきょとんとして相手の顔を見やった。同じクラスで、一緒に体育祭実行委員をやっている男子生徒だ。ついさっきまで委員の話し合いをしていて、やっと解放されたところだった。――ごめん。悪いけど、