自分自神を乗りこなすこと
坂口恭平さんの日常を記録したYouTubeチャンネルを見つけた。
1話目の撮影日は2024/3/31。
つい最近だ👀
つい最近までの半年間、鬱状態で過ごしていたらしい👀
まだ半分程しか観れてないが、文章の中の彼と映像の中の彼は、ずいぶん印象が違うように、私には感じられた。
さらに言えば、文章の中でもそれぞれの作品によって全く違う顔に見える(と、私は感じる)。
この人の中には何人ものキャラクターが存在していて、それぞれがそれぞれに自己表現(しかもどれも高クオリティ)を始めるから、「本体さん」は相当にエネルギーを消費するんだろうな。
「躁」の勢いを使って吐き出し、「鬱」で強制的に「本体さん」を動けなくしてエネルギーを充電する。
半年間もの鬱状態ということは、その前にとんでもない質量の表現活動をしていたという事なんだろうな、などと。
多分、彼を真似ようと思っても、真似ることは出来ないだろう。
彼は暴れ馬を乗りこなすように、自分の中にいるいくつかのキャラクターの特性を自己解析しながら、何とか乗りこなして、そこにいる。
それは彼にしか出来ない事だし、彼に与えられた人生だ。
私は彼の人生を生きることは出来ない。
ただ、彼の編み出した「事務」を取り入れる事はできる。
私自身の生きづらさを多少なりとも軽減できるならば、彼が生み出した「事務」という時間を共有してみたい。
自分の中の「才能」たる部分を、気持ちよく発揮させてやりたい。
私なりに「事務」を少しづつ取り入れていって、自分なりの工夫をしてみようと思う。