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中高生の自殺が最も多い9月1日に、元不登校児として故郷和歌山の新聞に広告を出しました。
こんにちは。
『学校は行かなくてもいい』という本を書いています。小幡和輝です。
本日、9月1日発行のわかやま新報さんに新聞広告を掲載しました。
両親が不登校を認めてくれた。
生きていけると思った。
「夏休みが明けても学校行かなくていいよ」と両親が言ってくれたので、今の僕がいます。9月1日は、中高生の自殺が最も多い日です。不登校の人、今は不登校じゃない人、そしてその両親へ。『学校は行かなくてもいい』という本の解説をYouTubeとnoteで公開してるので、見てください。こどもを自殺で亡くされた方を責める意図はありません。自殺する人と後悔する人を減らしたい。そのために、これからも僕は発信しつづけます。
学校は行かなくてもいいに込めた想い
「学校は行かなくてもいい」
こうやって書くと不快に思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、僕はやっぱり伝えたい。学校がすべてじゃないと。
デザインでも強調していますが「も」が重要です。
学校以外の「選択肢」もあるということを伝えたい。
そのための「正しい不登校のやり方」を書きました。
僕は学校は行けるなら行ったらいいと思うし、学校を否定するつもりは一切ありません。
でも、合わない子もいる。
僕がまさにそうでした。
学校の役割である勉強と友達を作ることは学校以外でもできます。僕は学校にほとんど行ってませんが、学校以外で学び、学校以外でたくさんの友達ができました。
いま、とても幸せに生きてます。
だから僕は発信しつづけます。学校は行かなくてもいいと。
以下、『学校は行かなくてもいい』に掲載しているマンガと本文を一部紹介します。
この本で少しでも気持ちが楽になる人がいたら嬉しいです。
【追記】たくさんの方にご購入いただき、重版が決まりました、、、本当にありがとうございます。
はじめに
2017年の終わり頃 、僕は一冊の本を出しました。『不登校から高校生社長へ』という タイトルで、僕の不登校の体験とそこから得たものを、現実に今、不登校や居場所がなく て苦しんでいる若い子たちに向けて綴ったものです。
「自分の実体験を本にして、日本中の学校に配りたい!」と、インターネットで小額の資金をたくさんの方から募る「クラウド ファンディング」という手法を使って、228名の方から129万6千円の支援を受けて 自費出版することができました。
その目的は少しだけ果たすことができたけど、なにしろ学校の数は小中学校だけで3万校以上もあるので、読んでほしい人たちにちゃんと届いたかどうかと言えば、まだまだ道半ばというのが実際のところです。
それで今回、全国の本屋さんやネット書店で買ってもらえるような本を改めて作ることになりました。
不登校を扱った本は世の中にたくさんあります。
だけどそれらの多くは、そうした問題に詳しい教育関係者だったり、不登校からわが子を立ち直らせた親の話だったりして、「こうすれば不登校じゃなくなりますよ」といったハウツー書のようになっています。
僕は「不登校じゃなくなる」というより、「不登校でも大丈夫な生き方」を伝えたいと思っています。
学校には行けるほうがいいかもしれない。でも、どうしても合わない子もいるからです。 ほかの本を否定するつもりは全然ないけど、やっぱり実際に不登校だった本人たちの声はどこか置き去りにされている気がします。
だから、僕のように不登校だった人間がこうして本を出すことに意味があると思うのです。
前回の本と違うのは、この本を最初に手に取ってくれるのが不登校の本人ではなく、そんな彼や彼女のお父さんやお母さんだということ。
だから、最初に保護者の方に読んでもらって、「そうか、うちの子もこういう気持ちなのかもしれない」とか、「こういう道もあるのか!」と理解してもらうことが大事だと考えました。
その上で、「これおもしろいから読んでみたら」と、本人に勧めてもらえるような内容にしたいと。それがどこまで実現できているかわからないけど、「合格」だと思ったら、ぜひ本人に渡してあげてほしいと思っています。
また、学校の先生方にもぜひ読んでみてほしいと思っています。
少しだけ自分の話をしておきます。僕は幼稚園の初めから小学2年生の途中まで、学校に行ったり行かなかったりをくり返し、以降はほとんど学校に行かなくなって、そのまま中学校3年間も不登校でした。
合計で約10年です。
学校には行かずにずっとゲームをしていました。僕がゲームに費やした時間はおよそ3万時間です。 それからいろいろあって、僕は今23歳で大学生となり、自分の会社を作って社長になっています。起業したのは18歳、高校3年生のときです。
きっかけは同世代のすごく頑張ってるやつに出会ったこと。
彼は学校に行って、部活をやって、アルバイトもやって、生徒会もやって、音楽が好きで自分でバンドを組んでライブイベントまでやっていました。
その頃、定時制高校に通っていた僕は、彼に憧れてそのイベントを手伝うようになりました。その頃から僕の人生は大きく変わり始めました。
イベントを手伝っているうちに、今度は自分でも何かやりたいと思うようになったのが高校3年生の夏で、自分でイベントを企画してみたら、それがとにかくすごく楽しくて、その ままの勢いで起業をして「今」に至っています。
僕は、自分に人並み外れた行動力があるとは思っていません。その時々で夢中になれるものを見つけることができただけです。それがゲームであり、イベントだったということ。
そして、これまでの人生でいくつか選択をしてきた中に、「学校に行かない」という選択肢もあったということです。
「人生を変えるきっかけ」の中には、もしかすると「学校へ行かないこと」だって含まれるのかもしれない。良い意味で。
保護者のみなさんや学校の先生方は、「学校に行かない」ことを「逃げてる」と感じるんじ ゃないかと思います。そこには「卑怯だ」という感情が含まれると思うけれど、僕はそうじゃないと思っています。
誰もが何の疑問もなく行っている学校に、自らの意思で行かないということは、ものすごくエネルギーが必要なことだからです。 本当はちゃんと自分の気持ちを伝えたいし、わかってもらいたいけど、まだ子どもだからうまく伝えられないし、自分の心の中にあるものを言葉にすることも上手にはできません。
だから逃げるしかない。でも、それは卑怯なことじゃない。
逃げるのにだって勇気がいる。 そのことを少しでもわかってあげてほしいと思います。むしろ、「逃げる」という言葉を肯定的に捉えてもらえたらと思います。
本書では、「学校に行かない」という選択をした僕が、「もし学校に行かないのであれば、これはやっておいたほうがいい」ということなどをまとめてみました。
いわば「正しい不登校のやり方」です。
そして、僕の体験や社会で活躍している不登校だった人たちの話を紹介して、まだ気づいていないだけでじつはいろいろな「選択肢」があるのかもしれない、ということについて考えてもらえたらと思っています。
子どもを持つ保護者の皆さん、学校関係者の皆さん、そしていま学校に居場所がなくてつらい思いをしているみんなへ。こんな生き方もあるよ!
小幡和輝 @nagomiobata
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今回の広告は株式会社 噂の長谷川哲士さん、村山辰徳さんと一緒に作成しました。僕の想いをとてもステキにまとめていただき感謝しています。ありがとうございました。
長谷川哲士 @aseetsu
村山辰徳 @muuuuuupon
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![小幡 和輝 Kazuki Obata](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33748039/profile_8c565b527638fb1d2a9c8d44746cc855.jpg?width=600&crop=1:1,smart)