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モンスターペアレントのからくり

本当の親の愛とはなんなのか。

その意味をはき違えている人は意外と少なくない。

歪んだ愛のひとつである、モンスターペアレントについて今日は書きたいと思います。


本当の自分を想い出し
幸せな人生へといざなう
ソウルコンサルタント
眞證(しんしょう)&慈敬(じきょう)です。


“モンスターペアレント”

一部では言葉だけが一人歩きしているんじゃないかと言われていた時もあった。
だけど、現実にモンスターペアレントは存在する。

これは私の知り合いの小学校に通うお子様を持つ、お母さんから実際に聞いたモンスターペアレントママのお話。

【登場人物】

・モンスターペアレントであるママ
(以下、モマと表示)

・小学校の担任の先生
(以下、先生と表示)


(夕方、△△小学校の電話が鳴る…カチャ)

先生:『はい。△△小学校です。』

モマ:『もしもし。私□□(子供の名前)の母です。
担任の〇〇先生はいらっしゃる?』

先生:『はい。私が担任の〇〇ですが。』

モマ:『さっき、うちの子から聞いたんですけど、無理やり体育の授業に参加させたんですって!?
一体、なんてことをさせるのよ!!』

先生:『え?無理やりというわけでは…。
体育の授業に出るように言っただけ…』

(と言う先生を途中でたたみかけるように)

モマ:『うちの子は昔から体育が苦手なの!
家でも幼稚園でも運動なんてさせたことがないのよ!!
うちの子がイヤだって言ってるんだから、今すぐ体育の授業をなくしてちょうだい!!』


あとはご想像通りで話にならず。


しばらくそのモンスターペアレントであるママは、我が子が体育に参加させられていないかどうか、体育の授業がある日は監視に来ていたそうな…。

その後の話は聞いていないので、どうなったかは迷宮入りなんだけど、身近で本当にあったお話。

モンスターペアレントというのは、学校に常軌を逸した理不尽な要求をし、困らせる親のことで、ヘリコプター・ペアレントから発展した造語なのだそう。

※ヘリコプター・ペアレント
子供の上空を常に旋回し、何かあればすぐに急降下する。
つまりすぐ駆けつけてくる過保護な親。


なぜ、こんなモンペアな親たちが増えてしまったのか。

確かに現代は誘拐や殺人等、大人も子供も安心して暮らせなくなっているから、必要以上に守りたくなると思う。

…が!しかし…

モンペアはどう考えても行き過ぎ!

こうして見ていると、このからくりの実情は時代背景だけでは、ないよう思えてしかたない。

モンペアな親だって、好きでモンペアになったわけじゃないと思う。

モンペアである親が、そのまた親に自由を制限された育て方をされたから、その反動で我が子を自由にという、曲がった愛情表現を注いているのかもしれない。

もしくは溺愛され過ぎて、それが子育ての真髄だと思い込み、我が子にもそうしているのかもしれない。

もしくはワガママを聞いてもらえなかった、子供時代の自分がまだ心の中にいて、我が子を通してワガママしたいという自分の承認欲求を叶えようとしているのかもしれない。

結局はモンペアである親自身の育った環境が、今に大きく作用しているの。

子育てもインナーチャイルドも親から子に世代間連鎖する。

社会のせいという、なかなか変えようがない、漠然とした問題に焦点を当てるのではなく、まずは一番身近な自分の心を探るように持っていくのが、本来の解決策だと思う。

だって今の社会は、私たち人間の心が作り出した結晶なのだから。


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