本音を言い合える人間関係の大切さ
昔はご近所付き合い、親友と呼べる友、大切な恋人など、生きていくには人と人との付き合いが重要でした。
それが今の時代は、ネットやスマホの普及、コロナ禍の影響により、人と人との付き合いが希薄になっていますね。
その中で信頼関係で繋がっている人は、あなたにはどれくらいいますか?
あなたの心と魂を目覚めさせ
自分らしく生きられる幸せな人生へ!
メンタル&ソウルコンサルタント
眞證(しんしょう)&慈敬(じきょう)です。
親や子どもや兄弟姉妹の近親者以外で、付き合っていて気持ちいいなと感じる人は、あなたの周りにどれくらいいますか?
そしてその付き合っていて気持ちいいと思える人は、あなたが感じているのと同じくらいあなたのことを、気持ちいいなと感じているかしら。
全く同じ人間ではないのだから、多少の意見の食い違いは当たり前。
それは別として…
何気ない会話や付き合いのなかで、お互いが気持ちいいなと感じていれば、やりとりに不自然さを感じることはないはず。
日本人の多くは本音を口に出さない。
特に女性は本音を隠し、表面上は仲良くしましょうという言葉や行為を見せたがる。
これを心理学用語で言うと『裏面交流』という。
人間関係のなかで『裏面交流』が行われると、なんだかイヤな気持ちになる。
それは誰でも裏の本音を察知する力を持っているから。
裏の本音を見せることは負けだとか、相手に嫌われたくないとか、理由は色々とあるだろうけど。
突き詰めていくと、結局自分の弱さを自分で認めたくないと無意識に思っているの(無意識にっていうところがポイント!!)
眞證は生まれたときから、人の外面と内面のギャップを見ることができたため、どっちが本当のその人なのかわからず、ずいぶんと苦しんできた。
子ども時代、その人の裏の本音を口に出したことにより、相手が大人とか子どもとか関係なく、嫌われたり、いじめられたこともあった。
『なぜ人は自分の弱さを認めないんだろう…弱さも含めて自分自身なのに』
小学生の眞證はこんな風に悩んでいたそうな。
私・慈敬も、幼き眞證と同じく悩んでいたことがある。
それは母に対してだった。
母は子に対し、いつまでも母であるという強い母性も多少はあったけれど、そうではない誰にも見せたくない弱さをこころの奥に秘めていた。
それは寿命が来るその時まで変わらなかった。
どんな出来事が彼女をそうさせたのかは、カウンセリングをしていないので、未だに解明はされていない。
人が自分の弱さを認めたくないという本当の理由…
それは、その弱さを認めると“もう生きていられない”と本気で思っているから。
本気で生命の危機を感じていたら、そりゃ弱さを隠したがるでしょ。
けれどそのままでは、本当に望む幸せは得られないし、気持ちいいなと感じられる人間関係は作れない。
表面上の人間関係は、いざという時に簡単に壊れる。
それまで付き合ってきた年数なんて、どこに行ったのだろうと思うくらい。
表面上の人間関係しか作ってこなかった人は、年をとり孤独になってから、本音を言い合える人間関係の大切さを痛感することになるんだろうと思う。
そうなってからでは遅いのだ。
自分の弱さがどこから来ているのかを、しっかりと見つめ、受けとることはそんなに簡単なことではないけれど、私は誰の中にもそうできる力を持っていることを知っている。
気持ちいいなと感じ合える人がどれだけあなたのそばにいるかは、人生の財産にも値する。
そして必ずその人は、あなたの周りにいる。
もう、そろそろあなたは自分の中の『無意識』に向き合ってもいい頃だと思うよ。
毎週金曜日21時〜は、
ラジオ・ゆめのたね放送局から、
パーソナリティーの慈敬が
「そのままでいいんだ」
と、HSPのあなたが心救われ、
自分らしく生きるための秘訣を
たくさんお届けいたします。