カルダー展
カルダー展に行ってきた。
そいつらはわけの分からない形の建物の中に住んでいた。
展示室に入ってみるとまるで何かの生き物のような物体が迎えてくれた。
かわいい。
どんどん進んでいくとモビールや抽象画、抽象的物体などなどが佇んでいた。
どれもまるで植物や動物みたいな雰囲気で可愛らしい。
モビールはずーっと見つめていると既視感のあるどこか別の世界に連れて行ってくれた。
意識と無意識のちょうど間。
それは楽器を集中して奏でている時の感覚にも似ていてひたすら湖の静かな波を見つめている時の感覚にも似ていた。
意識と、無意識の、ちょうど 間。
作品たちにはいつまでも元気に暮らしていてほしいと願っておく。