石門を叩く【ナゴ日記・22/07/27】

 髪を切りに行った。いつもの理容院とは違うところ。

 どこに行っても「自然で無難な感じで……」としか言わないので正直変わり映えはないんだけど、今回のところはドライヤーのかけ方とかワックスの使い方とか、そういうとこまで教えてもらった。理容ってこういうことなんですね。

 「次回来た時のために写真撮っときますね~」と言われた。圧倒的に正しい行動だな。前に通ってた理容院や実家に居たときに行ってた理容院は毎度「いつもの」で通ってたけど、あれは全部記憶してたということなんだろうか。それとも裏でノート取ったりしてたのだろうか。どちらにしても極めて職業的な特殊能力という感じだな……


 映像作品苦手だけどアニメを観たい!とワガママを言ったら「STEINS;GATE」をオススメされた。

 雰囲気とか世界観結構好きです。展開としては重くなりそうな予感(第1話から殺傷沙汰だし、不穏な事件に巻き込まれる予兆が見えた)だけど、それよりも興味の方が勝ってる。一度ここまで入り込めたらあとは進むしかない。

 タイムワープ系の作品ってどうあがいても不安なんだよな……致命的な歴史変更がうっかり行われてしまうだけで不可逆な変化が起こる。不可逆な変化とはそれすなわち死なので、どうしても深刻な問題になる。過去で何かをして現代に戻ってきたら全然違う世界になっていた……というような恐怖。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」もそういう物語だし、実際主人公は消えかかるけど、その辺の描写がわりとライトというか、全体的にコミカルな流れの中で進んでいくので非常に見やすい。傑作ですわ。「涼宮ハルヒの憂鬱」では過去の改変は(意図的なヤバいものを除いて)歴史に織り込まれてるタイプなのであんまり気にせずに見られますね。キョン君が振り回されるだけ。

 シュタインはドイツ語でゲートは英語なの何なんだろうな~とずっと思ってたけど、作中でそこが突っ込まれてて面白かった。単語の構造的には「ガールズアンドパンツァー」の逆ですね。

 苦手意識はどちらかというと観る前の段階にあって、一度観てしまったらあとは「面白かった~」となるんだよな。そう考えると30分×12話の長丁場を切り抜ける必要のあるアニメよりも2時間そこらで終わる映画の方が向いてるかも。今は配信サービス使って一気に観ているけど、本来のテレビアニメの形、すなわち週に一度30分だけしか観られない状況だとまた心境も変わったりするのだろうか。


 これは架空の中華料理。油と塩を吸ったマイタケが美味いです。

 マイタケについて調べたら(Wikipediaだけど)、語源として2つの説が紹介されていた。1つ目は「野生のマイタケを山で発見すると舞い踊りたくなるほど嬉しい気持ちになるから」、2つ目は「カサの部分がヒラヒラとしている様子が舞っているように見えるから」。どう考えても後者だろ。頼むから後者であってくれ。

 ダンシングマッシュルーム……陽気すぎる……

 

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