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自作ぬい奮闘記 ~玉止めできない女は自創作キャラぬいを作れるのか~


 こんにちは!なごちです!

 最近、一次創作小説のキャラクターのアクスタを作った者です。

 結果は大成功!自創作のミニキャラグッズがある幸せに包まれました。

 これさ……ぬいも欲しくない?

 欲しい!!!!

 

 ならば作るしかない……己の手で……!!


 これは玉止めも浮いてしまう手芸ヘタクソ女が自作ぬいを作る奮闘の記録である




★まずは刺繍から練習する


 ぬい用の布が近場の100均には無かったため、まずは刺繍のための枠、糸、針、そしてセリアで練習用の図案布を購入しました。これで基礎練!

 YouTubeの動画を見ながら、基本のステッチを図案に忠実に……やってない!
 少し理解したら、直線には早々に飽きて、目を縫ってみている。

 図案描いてないけど、ド初挑戦にしては案外いい感じ?
 と自分では思い込んでいたので、このあと左目も刺繍しました。

 そして思った。
 とりあえず練習用にコイツで一体を試作してみようと…!

 

★ぬい本体を練習布でつくってみる


 切り出したものはこちら!
 髪の布はダイソーです。これは本番でも使うつもりで買いました。

この布でぬい作る人は稀だと思われる

 ぬい初挑戦どころか、縫い物すら挑戦の女。書籍の解説を見ても分かるわけがありません。しかし!YouTubeには救世主が!


 型紙の無料配布、懇切丁寧な動画解説、圧倒的におすすめです。
 縫いものアイドルたきゅーとちゃん先生、ありがとうございます!

 型紙の切り方、まち針の刺し方、手縫いのやり方、全てを動画で教えてもらえるので、素人でも縫いものができる…できるぞ!

 初めてのぬい、完成!!


ボク 、イノチ ダヨ

 これは……いのち……?君は生まれてきてよかったのか……?

 いや一応、裏表は間違えてないし形にはなってる…。根本的に肌に使う布じゃないのがマイナスすぎる。

 ちなみにセリアで売ってたハロウィン用のケープを着せたらとっても似合ってました。君は命じゃないけどハロウィンの主役だ。

★本番刺繍をする


 さて、練習はおしまい!本番用に刺繍していきます。


目の位置はけっこう下

 クリスタで描いた図案を、セリアの刺繍シートに写し、本番用のダイソーの肌色布に貼り、セリアの刺繍糸と針でチクチク刺繍をしていきます。

もちろん接着芯や綿もダイソーなのでオール100均製です。いい時代ですね。

 本番刺繍は一週間くらいコツコツやってました。不器用でも一本どりで丁寧にステッチすれば、意外となんとかなります。刺繍は根性!

 

★ついに本番ぬいをつくる!


 そして試作ぬいの経験を活かして、本番を縫っていきます!
 試作はやっておいて本当によかったです。失敗して人は成長する…!

 そして頭が…できあがった!

ぼく、おまんじゅう

 この時点で満足度がすごい!!
 自創作キャラのおまんじゅうが我が手に!!!


 

★完成!


 体も無事に作りあげ、最後にコの字縫いで合体して…!


僕、いのち に なりました!

 うおおお!!ぷっくりした体!まるみのある顔!かわいいお目目!
 自分が手作りしたとは思えないクオリティ!



 彼には迫水先輩という仲良しの子がいるので、早く作ってあげなければ。
 そして2人のお洋服もきちんと作ってあげたい!

 一体作って終わりじゃない、無限に作りたいものが出てくる。
 これが……ぬい沼……!!!

 ぬいもの奮闘記はこれからも続きます。
 私の戦いはこれからだ!


 

★その他学んだこと


 これから作る人の助けになれば!箇条書きにしていきます。

 刺繍シートはセリアの白台紙で貼るタイプのやつはダメ。洗っても紙が白く残ります。次は貼らないタイプを専門店で買おう……

 サテンステッチも1本取りでやる。隙間を埋めやすいので

 薄い100均ぬい布だとへにゃるので、お顔と前髪に接着芯は必要

 型紙で布に線を引く時は、手で押さえただけだとズレるためマステで固定する

 縫い代はきっちり布に描いておくのがマスト

 表面にひっくり返す時、けっこう力がかかるので、穴周りの縫い目は細かく

 脇や股を縫う時に重ねて返し縫いしてると、ひっくり返した時に布が変にひっぱられる。細かい縫い目で本返し縫いがよさそう

 ひっくり返す用の穴は大きめでもいい

 玉止めの成功の鍵は布を押さえる強さではない。針をぬい終わりにぴったりあててから、糸を針に巻きつける

最後に頭と胴を合体するコの字縫いは、針を入れるべき所が円の何分の1の箇所なのか、上下が一致するように考えながら縫う。30度、60度、90度…



 note読んでいただきありがとうございました!このキャラが主人公の長編小説は、11月2日に完結を迎えることができました。

 次回note、「一次創作小説を14万字書いて完結させてきた話」です。よろしくお願いします。

 


ボク モ イノチ!


 

 


 


 


 

 

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