挫折しかけた一次創作小説を8万字まで書いて完結まで頑張る話
みなさんこんにちは!
noteで様々な創作への思いが語られているのを見て、自分も一次創作長編の挫折と楽しさについてお話ししたくなりました!
まず自己紹介させて下さい。
「なごち」と申します。インターネット生まれSNS育ち、学生時代から基本は海鮮ヲタクで創作は二次のイラストを少々くらいでしたが、2022年から一次創作の長編小説の本編をカクヨム様にて連載中です!
この小説、一度は挫折してエタる(WEB小説が未完で永久に更新停止すること)んだろうな……と思っていたのですが、2024年の頭あたりからやる気を取り戻し、ド遅筆ながら毎日執筆を継続できています!シナリオも重要な山場を迎えて8万字を超え、伏線回収のフェーズに入り、終わりも見えてきました!
今回は私が挫折しかけた原因とモチベーションを復活できた経緯についてお話しさせて下さい〜。
結論:長編小説は本文以外の所でも創作世界を楽しんで、モチベーションを維持しよう!
①軽率に始める
創作の動機……それは好きな既存作品のような話を、もーっと好き好き要素(イケメン男子)てんこ盛りでやりたいというシンプルな願望です!型月のような、ジャンプのバトル漫画のような現代日本ファンタジーがいい。
なお一番直接的に「寄せたい」と思った作品が「喰霊零」というシリアス退魔アクション百合アニメだったりします。(結果的に全然別物になっていくわけですが)
しかし構想とか願望だったこれの本編を実際に書いてみよう!「キャラデザと名前を思いついた」からなのが大きかったです
作中の特殊能力や雰囲気を的確に表した彼の名前を思いついたことで「これは物語をしっかり書いて、このキャラを活躍させたい!」と強く思いました。
ちなみにそのキャラはこちらになります。迫水辰(さこみず しん)君です。よろしくお願いします。
②プロットがガバガバすぎた!
このように物語のジャンルとキャラはあっさり決まり、現代日本の地方都市という世界観や、バトル漫画の作法的な戦闘ルールなどの設定面もさくさく決まっていきました。プロット完成!
ですが!書き始めたらそのプロットもどきは何の役にも立ちませんでした。なぜならこれは設定の解説であって、実際のシーンの道筋ではなかったから。
肝心のストーリーラインの詳細が決まっていなかった!だから1話書いては次の1話でどこに行くか、続きを考えるスタイルになってしまったのです。
そして一般的な学園パートから、本題の事件が発生しシナリオが難しくなってくる段階で、力尽きて更新停滞という当然の流れに……
③やる気復活は本文以外から
書けなくて避ける→避けたことを後ろめたく感じてしまい、ますます逃げるという悪循環。それを断ち切ったのは「書かなくても創作のことを考えてもいい」という意識でした。
・ふらっとはじめたタイッツー
X騒動でタイッツーにふらっと避難垢を作ったのですが、ここは一次創作タグをつけて絵を描いたり、キャラシートを投稿していると、辻いいねが頂ける温かいコミュニティの風土があります。調子に乗って書き描きしていると創作意欲が復活してきました!
・Skebで有償依頼で優勝した
人が描いた自キャラが見たい…そう!スケブならできる!これまで男性向け美少女イラスト用のサービスだとおもいこんでいたのですが、めちゃ素敵な男性キャラを描いてくださるクリエイター様がたくさんいます!
一次創作のキャラを人様から補給して頂ける幸せは何にも変えがたい…これ本当におすすめです!!!(依頼方法などの詳細は特集で記事を書くつもりです)
こうして「本文は進んでないけど自創作について、たくさん考えている状態」になることで、自然と書きたいシーンが思い浮かんできました!
え、このシーンって自力で書かないと永遠に読めないんですか!?嘘でしょ??
そしたらもう頑張るしかないのです。出ない神文より出るクソ文!とにかく前に進もう
④執筆習慣を作る!
書くためにやる気は必要ですが、むらのあるやる気に頼るより、簡単でも習慣にしてしまったほうが楽でした。
・Googleキープで創作メモをひたすら保存
創作メモアプリは色々とありますが、自分はGoogle垢で管理できるコレにしました。タグ付けや画像保存も出来て軽いので助かってます。ID忘れて消える心配もない。
これに箇条書きで思いついた展開や設定を即メモしまくります。ネタの記憶は一瞬で消えてしまうのでメモ大事。没ネタも消さない
・会社の昼休みの30分を執筆時間に
1日30分と聞くと短いと思われますが、習慣とは時間ではなく頻度で決まります。平日30分でも進めておくと、もちろん書ききれませんが、残りは一気に休みにやろう!という準備ができます。
逆に休みに頑張ろう!と思って平日サボると9割の確率で失敗します……心が弱い……。
⑤最後に!挫折しかけてる方へ
まず「自創作への接点」を増やすことをオススメします!
単純接触効果とも呼ばれる「繰り返し接すると、それだけで対象に興味を持つ」特性を、自分自身に利用するのです。
そして本編でもプロットでも設定でも、少し書けたら今日の自分は合格!これくらいに思っていると「書けない後ろめたさ」から開放されます。
プロならともなくアマチュアなら、いつかゴールにたどり着けば勝ちなのです。
これからも私は自創作のキャラたちと、のんびり長編小説マラソンを完走まで走り続けたいと思います!
noteではこれからも創作中に思ったことや、同じ創作者の皆さんに役立つネタなどを発信していきたいと思います。
次の更新は「一次創作キャラのスケブ依頼マニュアル」の予定です。
ぜひぜひ、今後ともよろしくお願い致します!