あおざくら防衛大学校物語 32巻 感想
私を地本につれって!
ゲレンデを溶かすのは熱い恋ではなく、頑張る学生たちの熱い友情なのだった!
防大生活のオアシスというだけあって楽しさ満点のスキー合宿回!
あの土方くんもスキーは出来なくてバツが悪そうに初級に下りてきてるのはすごい可愛かった。近藤くんとの中の良さに始終ニヤニヤしてしてしまった。そしたら作中にも同じことしてる後方彼氏(?)山並くんがいた。同士と握手!!
近藤くんの夢の形、特定の職種とかじゃなくて「みんなが夢を叶えて暮らせる平和な日本を守る」という、あり方そのものなのはすごく心にしっくりきました。
家族、常ちゃん、地元の友達…近藤くんが航海から帰ってくるたびに様子を変えながら、穏やかに過ぎていくこの国の日常を守り続ける。近藤くんは近くの人を大切にできる立派な男だ。
具体的な職種はまだ先の話だね…としみじみ感動してたら昇進目指す方向にフラグが立った!?まさか防衛大学校物語のあとは青年誌に移籍して統合幕僚長 近藤勇美の連載が始まる!?
まぁそれは冗談として、学生長近藤勇美による「解散!!!」の号令が実現する可能性は高まったかな!
原田に夢が出来た!って嬉しそうに報告するシーンは思い出が溢れてしまった…2巻の脱柵を引き止めた涙を思い出してしまう。
やはり近藤勇美が夢を見つける、というのは物語全体を通して重要なテーマですね。
その嬉しさのまま土方にも話しかけたら……ここで落としてくるか…!!!
まだまだ二人がわかり合うのは先なのか…!
読者としては土方と近藤のことだから、最終回近くまで完全にうまくはいかないさ。とメタ俯瞰の目線で構えて(そもそも次巻予告で喧嘩は確定してたし)まぁまぁと心を落ち着かせたのですが
近藤くんが泣いてるんですよ。自分の無神経さが、理解してやりたかった人を傷つけた悔しさに涙をこらえきれなかった。これを見せられたらもう俯瞰から叩き落されて近藤くんの隣で泣くしかないのだった……
そしてここで凍らせて終わりじゃなくて、32巻が終わるまでにしっかりと友情で心を温め直してくれるのが流石ですね。いい写真過ぎる……沖田君それは二人にLINEで送っといてな!
あおざくらってやっぱ最高におもしろいな!!🥲
大切な時にそばにいてくれる、かけがえのない友人。近藤くんの優しさはもう土方くんに届いている。何度でもぶつかり合って、本当の意味で、分かり合える二人になっていってください。
まだまだ二人の関係性の変化を見守れる!こんなに嬉しいことはない!!
33巻は7月か…けっこう本誌との差が縮まってきた?
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