見出し画像

3日坊主なところ

自分自身を管理するのがズボラな気質である。
『家計簿、スケジューラー、習慣化、自習』そういった自身の状態を見直すきっかけとなる手段がとにかく苦手だ。
今日いくら使ったのか月末の請求で履歴をみて初めて気が付くのだ
自分はそういう性格で片付けるのが一番楽ではあるがここは大人として否が応でも向かい合うべきとも頭の片隅で浮かんでしまう。


なぜ続かないのか

今週どれぐらいお金を使ったのか、何に使ったのか全く把握できていない。
いままでもスマートフォンに家計簿アプリは入れたことがある。もちろん手書きの家計簿を用意したときもあったが大体が1か月も続かない。なぜ続かないのか?いろいろと振り返ると『纏めた結果に興味が持てないから』だ。

家計簿アプリを入れて項目ごとに入力していると数日たつ頃には入力したが見直すことがないか、見直すツールが使いづらいことに気づく。
一瞬だけは「なるほど」と納得してそこで終わり。振り返りにつながらない。次第に興味が薄れて自然消滅してしまうのがいつものパターン。

幸い最近では今週いくら使ったか把握できるようになった。
ならば、失敗パターンと成功パターン(今時点)の観点で似たような人は参考になるのではないかと思い記事にしてみたくなった。

失敗パターン

目的特化型は管理しきれない

家計簿のように目的に特化したアプリケーションは便利だ。できれば目的にそったアプリで管理したほうが見るときのノイズが少なくて済むと思っている。

しかし、アプリ事に憶えることがあり面倒だ。あぁ・・・面倒だ。
公式ドキュメントも調べやすいのであればいいがナレッジ形式だともう嫌になる。始める前に挫折してしまう。
チュートリアルが必要とは言わない。直観的で触って理解できる範囲であれば動かして憶えようじゃないか!

Aアプリの使い方は・・・Bアプリの使い方は・・・体力が衰えてきた今日この頃頭を悩ますのはオーバーヒートからの筋肉が炎症反応を起こし翌日はダウンしてしまうだろう。ズボラな性格にはアプリを複数管理するのはそもそもハードルが高い。いかに便利であろうとだ

端末が限定的なアプリ

世の中スマートフォン向けに作成されているアプリは多いがPC版になると途端に使いにくいパターンが多い。そもそもPC版がないのも多いか・・・
アプリ制作者はすごい。面倒なことを簡単にしてくれるアプリには感謝し切れない。しかし、スマートフォンはそもそも使いにくい。モバイル性を求めると最高でその汎用性は魔法みたいだ。ただし振り返るとなると別だ。

インプットしっぱなしは収納ボックスに入れっぱなしと同じで興味が持てない。振り返りをしやすくするなら入れたものを見る画面は大きい方が良い。
ノートパソコンぐらいのインチ数があれば視認性も良く達成感も出てくる。

「はぁ・・・失敗パターンはもういいよ。解決策を言え!」となるので次は今時点で継続している成功パターンを紹介

成功パターン

オールで端末フリーな環境となるとやはりWebアプリケーションが最適である。
正直なところ年々ブラウザ上で出来ることが増えてきて端末による制限が無くなってきた魔法のようなアプリが溢れている。
この投稿もブラウザ上で編集をしている。(アプリ版はイマイチだった)
今やプログラムもGitHubが提供しているCodespacesを使えばブラウザ上で完結してしまう時代。家計簿もスケジュール管理も専用のアプリではなく初めからWebアプリケーションで完結してしまえと。

オールインワンで管理する「Notion」

もう月並みな答えになってしまうがNotionを導入した。これが自分の中で一番折り合いがついたアプリケーションだった。
管理したい内容を全て一つのアプリで完結かつWebアプリケーションとして入力はスマートフォン、振り返りはPCやタブレットとシーンごとに使い分けができたのが決め手だった。
各種デバイスで何か管理したいと思った時には『Notionを起動すれば良い』この安心感が継続につながる。

管理したいものに合ったテンプレートをダウンロードして自分好みにカスタマイズして使用するだけだ。

家計簿は特化型アプリよりは多少使いにくい。がテンプレートにボタンを追加して良く使う(例えばコンビニ)内容が入力された状態で金額だけを入れたらOKにしている。

入力画面 タイトルとカテゴリーに「コンビニ」が予め入力されている。

タイトル部分を書き換えればどこのお店かも管理ができるし購入した内容を詳細に記入したいならテキストや画像も管理できる。
入力した内容はデータベース化され集計した金額は色々な見せ方が可能だ


今週何にお金を使ったか、カテゴリー月別集計など
1週間で使用した内容をカード化して表示
日付間違っていたらスライドするだけで変更ができる
週別に使用した金額をグラフ化

大半はテンプレートのまま使用しているが、グラフなどは後からカスタマイズして追加したものだ。ダッシュボード的なページに各種形式で可視化して意味ある内容になっているので入力した内容に興味が持つことができるようになった。
スケジュールも同様にテンプレートから自分好みのカスタマイズをして使用している。

ある程度の自由度があり非常に便利であるNotionだが、反面使いこなすまで学習コストが少々必要になってくる。
Notionをある程度自由にカスタマイズして使えるようになったのは大体20時間ぐらい触った頃ぐらいからだ。ただ一度憶えてしまえばカスタマイズ性の高さから他のアプリに目移りすることもない気がする。それぐらい便利だった。

正直自分好みのアプリを探して試してを繰り返せば20時間はすぐ消えてしまう。
それぐらいなら本腰入れて学習する価値は十分ある。
Notionの魅力は今回語るには多すぎるのでまた別の機会にするとして、兎にも角にも以前はできなかった管理が継続してできるようになった。

継続の価値とは

習慣化される前の継続力は=ストレス耐性だと思っている。学生の頃にやっていた課題などは習慣化するために必要なエネルギーを減らす訓練だったのだと思う。消費するエネルギーが少なければストレスを感じなくなり結果行動力と経験による実力がついてくる。
少し嫌なことがあるとストレスを感じる体質の人は大抵が課題を出すのが苦手でズボラな人ではないかと想像している。
運動が体力を鍛えるとしたら継続はメンタルを鍛えるそれこそに価値があるのだ。

ゲームで例えるならメンタルはMP、最大MPは生涯鍛えれないとすると消費MP(ストレス)を減らすにはアクションに対する習熟度によって消費MPを低減できるイメージか。
しかも厄介なことにストレス回復にはMPを消費してからじゃないと回復できないこともしばしば(出かけるのも億劫な人は回復行動すら実行できない状態だ!)

タスク管理など継続してストレスを感じる悩みの種を減らし余裕を作るのが大人としての嗜みじゃないだろうか。

いいなと思ったら応援しよう!

なごちゃ
よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!