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絵画芸術を楽しむ ー ふらり徳島旅 鳴門市編 ー

本日の、なぐツーはアカデミックなのだ!

一度、来てみたかった場所、大塚国際美術館へやってきました!

ここには、1000点を超える絵画が展示されています。特徴は、陶板絵画と言って、簡単にいえば、絵画を焼き物(陶板)に完コピしたものを展示しているのだ。もちろん、著作者・所有者のお墨付きを得ている。

原寸大の迫力を楽しめるのと、複製なので間近でじっくり観ることができる。そして、世界中に散らばっている作品が、常に大集合している。
これは、もうたまらんです。


誰もいない朝一番がチャーンス!


いきなりですが、なぐツーポイント!

チケットは、オンライン事前予約するべし。
駐車場は、9時開場。美術館は、9時半開場、
となってますが、繁忙期は早めに入場できます。

なぐツーポイント


美術館ファン

今まで、まったく興味のなかった美術館。やっと、楽しさがわかってきたのが、50代になってから・・(遅!)

こんな、初心者なので、美術館が混むというイメージが無かった。そうなのだ、すんごい混むのだ。ということで、朝一番に入場して、本格的に混む前に、おさらばする作戦を立てた。

そもそも、普段使わない脳を使うので、疲れてしまうのだ。
もって2時間。

好きな作品を、優先して観ることにしよう。

フェルメール

フェルメールの回廊

ヒトって、ふとしたきっかけで出会い、
そして、好きになっちゃいますよね。

かつて、仕事でデルフトを訪れたことがあり。
その街を好きになり、そこで生涯を過ごしたフェルメールにも(勝手に)親近感を抱いたのだ(笑)

デルフトの眺望(トップ絵画)
と、同じ場所に立って、パチリ

2月のデルフトは、観光客ゼロ


次、行くよ

モネの睡蓮

これぞ、陶板アート。アレンジ編!
モネの睡蓮壁画で、ぐるりと囲んだ屋外空間がある。
じっくり観ると、どんだけーーって、くらい時間がかかります。雨あがりでしたが、それがまたいい雰囲気でした。

自然光で絵画を観られるシアワセ


アーモンドブラッサム

ゴッホも好きな作家なんですが、その中でも一番好きな作品アーモンドブラッサムは、展示されてませんでした。
残念・・

種まきは、ミレーだけじゃないぞ!


あと、ここには、焼失した1点を含め、7点ものひまわりを観る事ができます。面白い試みですよね。焼失した絵を復元展示できるのも、この美術館の強み。

◇◇

打算的

50代になって、じっくり絵を観続けていた。そのうち、絵を観る事で、得るものが多いことも、分かってきました。(打算的なオイラ)

うまく、言葉にできなかったんですが
この本に出会って、確信しました。

絵を観る事は、有益なんだ

と、

突然ですが、本の紹介です。

サンプルページだけでも、読んでみてください。はじめににある、CT画像のクイズが分かった方は、本書を読む必要ありません。分からなかった方は、ぜひどうぞ!(私は、さっぱりわかりませんでした・・)

人間の知的生産には、「知覚⇒思考⇒実行」という3つのステージがあるんですが、思考力を鍛える前に、知覚力を鍛える必要がある。
と、筆者は説きます。

出発点が間違っていたら、途中の思考が正しくてもゴールできない。

という事です。
そりゃそうだ。

そして、なんとなんと、出発点である知覚力を鍛えるのに、絵画を観察することが、有益なんです。

うっそー!


と、思った方、読んでみてください。
知覚力を鍛える実践的方法が、書かれています。

noteの世界にも、この記事は、おもろい。着眼点がちがうなぁーと、尊敬する方がいます。そういう方は「知覚力」に優れた方なんです。
何気ない街角写真なのに、ドキッとする作品ってありますよね。その投稿者は、瞬時に何かを知覚して、シャッターを切っているんです。


なぜ、今回この本を思い出したのかというと、

この美術館で展示されている絵画が、本書文中の実例として多数紹介されているのだ。本書を読んだあと、これらの絵画を観ると、さらに興奮します。

最後に、もし興味のある方は、紙の本を買う事をお勧めします。絵や図が多い書籍なので、電子書籍ではイマイチなのだ。


本の紹介が、熱く長くなってしまいました・・
センスは磨ける!
ロジカルシンキングより、プレゼン能力より、センスを磨こう。という、話でした。

ギブアップ

美術館滞在、3時間もすると、頭から煙が出てきた。
ここらで退散しよう。

あばよっ!
また来るからな!(柳沢慎吾 風に)


という事で、昼飯に向かいます。

旅は、ずらしが基本。
混んでいる、館内の店を避け、外に向かうのであった。


ー 次回予告 ー

昼食に向かった先は、どこだ!
風鈴の先、ヒラヒラ部分がヒント。

季節感の無い写真、すいません・・・

徳島特産の、発酵品と言えば、あれですよネ!
あれで、栄えた街に向かいます。
あっ、食べたのは、発酵品じゃなく蕎麦
徳島で蕎麦と言えば…


つづく…

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なぐなぐ
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