マディソン郡の橋と鹿教湯温泉と氷灯ろう ー【旅の栞】氷灯ろうに夢祈願 ー
上信越自動車道を、軽井沢方面に向かって走る車のなか、後部座席に座った息子(当時3さい)が、自慢げに差し出してきたもの。
んっ!?
妻とわたしは、目が点になる。
それは、客室の鍵であった。
えーー!!
昨日泊まっていた宿、鹿教湯温泉三水館に慌てて連絡をとる。
平謝りすると、
「予備の合鍵があるから、郵送していただければ大丈夫ですよー」との、優しい言葉。
25年ほど前の思い出。
◇◇
本日の、なぐなぐツーリスト(なぐツー)は、そんな想い出のある鹿教湯温泉に、再びふらりと訪れました。
▼ マディソン郡の橋
30年ほど前に、ヒットした本『マディソン郡の橋』 をご存知ですか?映画化もされました。その中に、屋根付きの橋が出てくる。
恋愛小説には、まったく興味の無いオイラだが、屋根付き橋には興味を惹かれた。橋は、川の両岸をつなぎ「通過するだけのもの」だと思っていたが、そうじゃない橋があるのかな?
そんなとき、ふと目にした雑誌に・・釘付けになる。
屋根付き橋が、日本各地にもあるのだ。
それが、25年前、鹿教湯温泉に泊まった理由だった。
な・の・に!
運悪く、川が護岸工事中だったのだ!
▼ リベンジなのだ
今回の旅は、実は鹿教湯温泉ではなく、上田駅前に連泊。だって、居酒屋巡りが、したかったんだもん。。
という事で、鹿教湯温泉まで、ちょいと散策しに来ました。上田市街からはクルマで30分ほどです。時刻は夕刻。
なぜ、夕刻なのか?
これです。
氷の灯ろうに浮かび上がる、屋根付き橋(五台橋)いいじゃないの!できれば、明るいうちにも散策しておきたい。
という事で、少し早めにやってきました。
ぐるっと一周。
鹿教湯温泉のシンボル文殊堂にお祈りをする。
お地蔵さまにもお祈り。
実は、今回の旅で、妻が負傷していた。スキーで転倒、膝の靭帯を痛めたのだ。いつもより念入りに、お祈りを捧げる。
治りますように・・
30分ほどで散策終了。
日の入りまで、まだ時間があるので、駐車場(鹿教湯温泉交流センター)まで戻り、
足湯
徐々に暗くなってきた。
が、カラダは、ぽかぽかしてきた。
よーし!
あっという間に、日没。
はかない、氷灯ろう
幻想的な風景。
ライトアップされた文殊堂に、ふたたびお参り
普段にもまして、念入りに
念入りにお参り。
あと、紹介しておいて、何ですが
このイベントは、1月末までです!
観たい方は、お急ぎを。。
とりあえず、真冬の旅はこれで一区切り。
次回からは、季節が逆戻り。
晩秋の旅をお届けいたします。
ここどーこだ?
おったのしみにー!
(おしまい)
もう少し、冬さんぽをしたい方は、コチラ
凍った湖に浮かび上がる、廃線跡