お天気次第 山寺な山形 【旅日記】
ふーむ どうしよう、
「予定通りでいく?」
ここは、山形駅 西口近く、ビジネスホテルの一室。
窓からは、住宅街の夜景が広がる。
ダブルベッドの上に広げた、地図とスマホ(天気図)を、にらめっこしながら、うんうん唸っている私。
妻は、先ほどビールと一緒に買った、地元の旅行誌を見ている。
あっ、ここキレイ! こんどココも行きたい!
(いやいや、次回の旅行先じゃなく、まず明日の予定を・・・)
ぷしゅー
ビール飲むよ
(スルーされた・・)
まぁ、いっか。
雲は動く、明日の朝に最終決定をしよう、さぁ二次会だ!
あさー!(ドクタースランプ風に)
さて、予定通り強行するか、明日の予定と入れ替えるか・・・
よし! 予定入替! チェンジ!
先週から雨を降らせている前線は、山形県北部に停滞するとみた。北部を避けよう。そうと決まれば、準備開始。本日は、仙台市と山形市を結ぶ「仙山線」に乗る電車旅だ。目的地は
山寺(やまでら~)
山形と言えば、山寺なのだ。ご存知ですか?
そう今回は、定番タビなのだ。
泊ったホテルのある山形駅の西側は、閑静な住宅街、公共ホールと、駐車場が広がる。その間を抜けていくと、近道があることを発見! ちょっと嬉しい。
いそげ! 電車に飛び乗る。
さて、この予定変更が、吉と出るのか、凶と出るのか
あっちゅうま
住宅街を走り抜ける電車。少し斜面を登りはじめ、山間部に入ると、すぐに山寺駅。山形駅から20分くらい、あっちゅうまだ。
電車を降りる
駅から歩いて10分で、山寺こと立石寺境内に到着。
この名刹は、御朱印帳に厳しかった。スタンプラリー気分の方は注意ください。説教が待っています(笑)
(同じ帳面に鉄印や御城印と、混印されていた方がいた。が、即刻一切合切断固拒否!てな感じで、突き返されていました。)
有名寺院の証:拝観料
奥の院や、あの有名な納経堂まで行くには、拝観料300円也。
往復90分ほどの行程だ。
昨日に続き、本日も階段
テクテク テクテク
有名な岩壁に到着
期待通り、セミが鳴いていた。
この風景を見て、セミがうるさく鳴いていても、句は詠めない・・・
凡人なぐなぐ
松尾芭蕉って、旅して句を詠んで・・お金はどうやって稼いだの?
そういえば、今の教科書は「奥の細道」じゃなくて「おくのほそ道」なんだって! へぇ
くだらない事を言っていたら、納経堂に到着!
これですこれです。ザ、定番。ザ、山形。
さらに階段を登る。
ぐるっと奥の院も巡り、五大堂と呼ばれる道場からの絶景も堪能。
山寺でワシも考える
先ほど、御朱印をもらう規則が厳しいという話をした。
信仰なんだから、遊び気分で来て欲しくない。まぁ、そうだろう。
拝観料も頂かないと、老朽化した建築物も修繕できない。これもわかる。
ただ、不思議なことに、
昨日の羽黒山の石段詣は、実は二人で4000円かかったが、楽しくお金を「自らのイシで」選択して払った。石段詣だけに・・
ここ山寺は、入り口で、え~! お金をとられるの~
という拒否反応が出た。二人でたった600円なのに。この反応の違いは、昨日と本日の関係者の受け応えに、相関があるんだと思う。
人心をつかむ信仰なのに
人の気持ちを慮ることの大事さ
忘れないようにしたい
さあ、下ろう
はーい
麓に戻ってきました。
山寺駅に戻ろう。
ここで、我々なぐなぐ一味は、重大な失態を犯す。
このさらに奥に、絶景があることに気づいていなかった。
そここそが、我々が行くべき場所。紹介すべき場所であったのに・・・
山寺まで来たなら、ぜひ行って欲しい場所です。(ホントは悔しくて教えたくないけど・・笑)
それがコチラ
実は、冒頭で妻が読んでいた雑誌
昨夜買った雑誌に、載っていたのだ・・
あっ、キレイ!
と、妻が騒いでいた場所であった。
スルーしていたのは、自分の方であった・・・
人生もタビも、こころの余裕が大事なのだ。
神さまが与えてくれたチャンスを逃すな、アンテナを高く!
繋がり
こんな素敵な、絶景(垂水遺跡・峯の浦)があるとは露知らず。駅で電車を待つ。
まだ、カラダが赤くない。
山寺駅で、出番(秋)を待つトンボ。
ホテルで、我々を待つ、赤色の仲間
出番は、無い
◇◇
そして、時間は流れ・・
ゆうがた
そうだ!
少し時間が出来たら、寄りたい場所があった。
それが、酒販店「らじょうもん」
明日の予定を変更して、今から行こう。
昨日のお店「やっしょまかしょ」のメニュー
覚えておいて欲しいとお願いしたメニュー
らじょうもん 覚えていますか?
やっしょまかしょのご主人は、らじょうもんのご主人の事を・・
おっと! そこまで!
つづきは、、
新潟で一泊後、山形も3日目、どうでしたか?
これからも、なぐなぐ一味が主催する「なぐツー」をご期待ください。
(つづく…)
山形で、お酒を買うなら! ココです!
少し細い道と、入るのに少し勇気のいる店構えですが、大丈夫!
人懐っこい店主が、あなたの願いを叶えてくれます。