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秋田酒場巡り ー 比内地鶏と日本酒に酔う こだわりの焼き鳥フルコース「鳥好」 ー

旅の楽しみは、食(と、酒!)ですよね。

その土地ならではの、モノをいただく。今宵は、秋田の誇る鶏、比内ひない地鶏を徹底的に喰らいます。

ところで、地牛とか地豚とは言わないのに、
鶏だけなぜ地鶏なんでしょうか?
ご存知の方、教えてください!

◇◇

比内地鶏は、名古屋コーチン、薩摩地鶏とともに、日本三大美味鶏と呼ばれている。そう、ニワトリ界の重鎮、巨匠的存在なのだ。


日本食鳥協会ホームページより引用


それでは、お店の紹介行くよ!

鳥好

「とりこう」と読みます。
店長は、鳥好きに間違いない!(笑)

秋田駅の南西へ、徒歩5分。

日本酒がある!
軒下の杉玉は、その証

おまかせ

このお店は、コース料理のみ。潔いのだ。
本日は、奮発して比内地鶏コースをいただきました。

L字型のカウンターと、あがり席が2テーブル。10名ちょいで満員になるこじんまりとした店。

うぇーい!

ひとつひとつ、丁寧に仕込まれた逸品の数々。
怒涛の飯テロで、紹介しよう。

空腹時に、見ちゃだめよ!


うがーっ! 今思い出しただけでもよだれが・・
ベストな塩加減と、鶏の脂がしたたる、アツアツ串。


先ほどの歯ごたえとは別物、ふわふわでジューシー。


ここで、比内地鶏ではなく、ワンポイントリリーフ
アツアツうずら卵。うずら卵を半熟で食べたの初めてかも、

口の中で、ほどけるように消えてなくなります。すんごく柔らかいので、落とさないように注意!


鳥海山(ちょうかいさん)

由利高原鉄道、矢島駅近くの酒蔵。
明日行く場所の下見(下味)を兼ねて、試飲。(意味不明な日本語ですね。。笑)

酸味がズバッと効いた、さっぱり味。

この店の店主は、比内地鶏と同じく、筋肉質な男前で、ダンディ。
聞けば納得、その昔スポーツクラブで、インストラクターをやっていたらしい。有閑マダムを、キャーキャー言わせていたんだろうなあ。(勝手な想像)


このお店の特徴が、「皮パンツ」
(と、勝手に私が命名)

皮パンツとは、鶏皮を身からいったん剝がす。そのあと、串打ちの際に合体! 色んな部位の肉に、皮パンツを履かせているのだ。パリッと芳ばしい皮と、ジューシーな肉のコラボレーション。たまらんでしょー


牡蠣フライで、上あごを火傷したこと、ありますよね。
こいつもアカンやつです。溶岩です。

プチトマトを、サッと湯通しして皮をとり、その後炙り。きっちり中まで火を通す。そして、バジルペーストをちょんちょん。完成でーす。

定期的に、お口直しがやってくる。
そして、どれも手抜きがない。


ねぎまも、皮パンツスタイル。
皮パンツのサイズは、余裕のある、オバさま風。

雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)

こちらも、先ほどの鳥海山と同じく、由利本荘市のお酒。ただし、こちらは海に近い蔵。山側の蔵と、海側の蔵の味比べ。

こちらは、米の旨味たっぷりの、優しい味わい。


キターーーーーー!

つくね、大スキなんです!
ふんわり生地に、アクセントのコリコリ軟骨。和三盆使った甘辛タレ。海藻は、昆布かな? はあぁ、美味すぎる。


ここで、ふたたび箸休め
いや、串休め

いままで食べた鶏のレバーペーストで、三本の指に入るくらい美味しいと思う。臭みはまったくなく、少し甘めの味わい、そこへ胡椒のパンチが効いていて、くるみパンとの相性抜群。醤油が効いていて、少し和のテイスト。先日訪れた、角館は安藤醸造の醤油を使っているようだ。

ワインに浮気しそうになったが、グッとガマン。(なぜ、我慢するのか、自分でもよくわからない・・笑)


ここで、まさかのサラダ
意表をつかれた

店主が、インストラクターをやっていたのは、なんとわが愛知県。同郷の話に花が咲く。そして断念したのは、体を壊したかららしい。ストイックな店主、無理をしたのかな・・

皮パンツの隙間に、さらに大葉が挟み込まれている、職人芸。この皮は、おねーちゃんのパンツ並み。びよーん、ぱつんぱつん。

パリッ、大葉の香りがフワッ、そしてジュワ―と肉汁が溢れてくる。

新政(あらまさ)

日本酒ファンならご存知、秋田が誇る銘酒、新政。入手困難な激レア酒である。さすがは、地元、普通に飲める。先日訪れた、すず乃でもメニューに載っていた。

新政は、孤高の味。
日本酒は、料理で味わいが大きく変わる。ところが、この新政、酸味と甘みの感じ方が、料理に左右されない。不思議。

コイツは、料理を選ぶ酒だな。


そろそろ、第四コーナーをまわって、ストレートに戻ってきました。

徐々に、味付けが塩味のあっさり系から、たれ味に変化。濃くなってくる。

少し、レア感の残る。絶妙な焼き加減。
パンツ履いてない、いやーん。そういう意味のレアじゃないんだって。


シメ!

鶏白湯と、絶品つゆだく親子丼


降参です。

ココロもお腹も、満たされ
店を後にする。

さーて、明日は再び電車デーです。
まつ子さんに、会いに行きます。

まつ子さんって、誰?

つづく…

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