見た目のコンプレックス②
NHK『10人のお坊さん』より
浄土真宗 川村妙慶さん
人間は見た目だけではありません。
どれほどの施しができるかで、その人の存在、温かみがでてきます。
温かい人になりましょう。
次のうち、一つだけでもやってみてください。
無財の七施
1.眼施(げんせ)
目でしっかり相手を見つめる
2.和顔施(わげんせ)
笑顔は人を和ませる
3.言辞施(ごんじせ)
優しい言葉を使う
4.身施(しんせ)
自分ができることは率先して動く
5.心施(しんせ)
日頃考えていることが言葉に出る
慈悲の心、思いやりの心を持つ
6.房舎施(ぼうじゃせ)
ひさしを貸す
お互い様の気持ち
7.床座施(しょうざせ)
自分の席を譲る
自分の座を譲る
感じたこと
「見た目を気にするな」ではなく「見た目は人間の要素のほんの一部でしかない」と言われているようで、とてもしっくりくる。
見た目をまったく気にしない、というのはハードルが高いので。
自分のできないことや苦手なことばかりに意識を向けて嘆いているのではなく、自分にできることを確実にやっていく。
「できるのにやっていないこと」が山ほどあることに気付かされる。
たとえば笑顔で挨拶などという簡単なことでも、できるのにやっていなかったりする。
簡単なことでもいい。
自分にできることをやっていこう。
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