インベーダーペーパー
なるべく必要最低限で暮らしたいという思いがあります。
物が少なければ掃除も楽だし、片付いたスペースの分、心の余裕が生まれるような気がするから。
なので、定期的に洋服やアクセサリー、かばんに靴、化粧品などを処分することを心がけています。
これらは私にとって、わりと抵抗なく捨てることができる類のもの。
もう少し捨てるのに勇気がいるのは大好きなK-POPアイドルのグッズ類。
DVDやアルバムなどのディスク類、会報誌や写真集、アクリルグッズやトレーディングカードなどがちょこちょこありまして。
それでも、これらも心を鬼にして何かのタイミングで一気に整理することができるのですが……。
私がいちばん「何を基準に捨てたらいい……?」と思ってしまうのが、小説、漫画、エッセイ、参考書などの本たちなのでございます。
小さなころから本が好きだったので、つい数年前まで住んでいた一軒家では常に自分の周りには大量の本と、それらを収納するための本棚が計3台ありました。
しかし今住んでいるところはマンション。2LDK。
家族と住んでいることもあり、私のスペースは一気に狭くなってしまいました。
引っ越す際にかなりの冊数処分しましたが、それでもまだまだ「捨てたい。整理したい」と思うくらいに本がたくさんある状態です。
収納場所が急に狭くなってしまったので、新しく本を買いたいと思ったときは電子書籍で購入したりレンタルしたり、図書館で借りたりするようになりました。
そうなるとあと減らせるものは、今持っている紙の本たち。
しかし、中にはいちど勢いで捨てたけれど、けっきょく買い直したシリーズ本も何タイトルかあり、「迂闊に捨ててまた読みたくなったら、また買わないといけなくなるのか」という思いから、なかなか捨てることができなくなってしまって。
収納ケースの中でかさばっているだけの物質に、思考回路や心の余裕が支配されているようなもやもやと、収納ケースに収まっていつつもじわじわと部屋の空いている空間ににじみ出る異様な存在感。
こんなものに(こんなもの言うな)己の生活範囲と思考のスペースを横取りされていてはいけない……!ど、どげんかせんといかん……!!
そんなわけで、まだまだたくさんある本たちに、なにかのタイミングで「3年以上開いていないなら捨てる」「気に入っているシリーズの部分だけ残して後は捨てる」「電子書籍で買い直す」などの対策を講じなければなと思っているところです。
本の管理方法を考えて、もっと自分が納得できる、自分が気持ちいい部屋にしたいなぁ。
【事前予告】明日の「書く習慣」1ヶ月チャレンジはお休みです。