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ふらふら漂流大学院生(休学中)のはじまり①

こんにちは、苺大福です。
自己紹介投稿見てくれた方ありがとうございます。引き続き大学院の休学を決意した理由についてお話させてください。
これから休学を考えている人にとっても何かヒントになることがある、(かも?、ないか。)

大学院という場所

まず、大学院での研究についてお話します。
大学では農学を専攻していました。学部生の7割は大学院へ進学するような環境、つまり学部生の時に進路について深く考える機会の少ない環境でした。

4年生でゼミに振り分けられ、私は植物遺伝学の研究室に入ることを決めました。
ゼミ選びの理由は、私自身国際協力に関心があり、将来的には途上国で農業の技術提供することを通して国際協力師として生計を立てたいと考えていたからです。
メンデル遺伝等一般的に知られている法則は遺伝学の基礎として必修事項ではありますが、
最近はその法則に従わない(というより別の未解明な法則がある)遺伝子発現制御が明らかになっており、そのメカニズムを解明することをテーマに卒業研究に取り組みました。

当時の研究分野「エピジェネティクス」https://workhappiness.co.jp/blog/trend/seimei4/

当たり前のように院試も同じ研究テーマで受験して無事内部進学成功。大学院生になりました。

2021年4月1日。入学式。特に代わり映え無し。
とは言え、大学生と院生との最も大きな相違点、
それは研究が仕事になり、就活も並行しなくてはいけなくなること。

研究をするために大学院に進学したのに、お先真っ暗の自分の将来を常に心配しながら自己分析や面接と闘う日々。

自己分析をすればするほど、今の研究に対して
この研究は必要か?
テーマが自分の興味とズレてるのでは??
と自分の進路に違和感を感じるようになりました。

就活中面接官に言われた一言

某人材ベンチャー企業のサマーインターン選考中、面接官に言われた一言。

あなたが親や友達にたとえ反対されていたとしても、自分で決断した最大の出来事は?

・・・

いや、、、無いわ。
正直、大きな決断を下したことがないわけではない。でも、それはどちらかというと推奨された道、つまり
敷かれたレールに沿った範囲内で選択をしていたのだと気づきました。

自分の納得する回答ができなかったことが悔しく、
尚且つ満足した現状も送れていない。何か自分の中で変化したいと強く考えるようになりました。

面接官の方からしたら単に学生を篩にかけるための質問の一つであったでしょうが、この質問が私の人生を変えることになるとは。
正直当時の面接官の方には感謝を越えて不思議なご縁を感じます。

インターンでの出会い

短期間ではありますが、あるベンチャー企業でインターン生として、SDGsに特化した事業の運営に携わらせていただいておりました。
同インターン生や副業の方との出会いは、敷かれたレールを歩んできた私の人生がいかにつまらないものか(決して否定的な意味ではなく、スリリングさに欠けているという意味で)気付かせてくれる機会となりました。

ここでの出会いについても後々投稿させてください!

インターン生との会話で挙がる頻出課題、それは
・若者の漠然とした不安感はどこからくるのか

いわゆる大手優良企業に就職することがゴールなの?何か動かなきゃいけないことは分かっているけど、何から手をつければいいの?将来が不安すぎて焦燥感に駆られてるよ。。。

ある日、デンマーク語専攻のインターン生がフォルケホイスコーレの存在を教えてくれました。就職に漠然とした不安を抱いている中、ギャップイヤーという制度の存在を知りました。
この出会いが私の中の勝手な決めつけ
(2年間研究をして修士をとって年収の良さげな企業に入社しなきゃいけない)
を根本的に覆してくれたのです。

デンマークの人生の学校「フォルケホイスコーレ」https://www.hinagata-mag.com/feature/otona

自分の納得する道を進もう、
今は何をすればいいか分からない、でも分からないなら探すってことも選択肢の一つだよな、このまま腑に落ちない生活を送るより有意義になるはず

私、苺大福、休学の道が色濃くなってきました。

→その②に続きます。

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MEET MEETS ME
苺大福


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