座光寺 渚

装身具、ジュエリーのデザインや制作をしています。学びが娯楽。制作や考えたこと、読書のこ…

座光寺 渚

装身具、ジュエリーのデザインや制作をしています。学びが娯楽。制作や考えたこと、読書のことなどを書いていきます。(京造日本画→ヒコみづの卒予定/アート・デザイン/写真/天然石/詩作/読書)

最近の記事

"色気がある"作品と"エモい"デザイン

作品講評の時などに、先生の口からたまに出る言葉があります。 「色気がありますね。」 これはただならぬ雰囲気があるとか、なんだか放って置けない魅力がある、 何かかき立てられるものがある、という意味でのお褒めの言葉。 もっと若者らしい言葉でいえば、 えろいとかえっちぃとか、そういう表現にするとわかりやすいかもしれません。 ですが、今回は直接的にセクシャルな表現ではない作品についての話です。 皆さんももしかしたら、 はっきりセンシティブなものじゃないのに対して なんかえっ

    • 【書く理由】自分にできる恩送りからはじめよう

      noteを書く所信表明も兼ねて書いております。お読みくださりありがとうございます。 こんにちは、そして初めましてです。 ものづくりが好きで、普段はジュエリーなどを作っています、座光寺です。 noteで何を書くか、なぜ書きたいか、についてまたひとつお話しさせていただきます。 その理由のひとつには、いわゆる「恩送り」というものがしたい。という気持ちがあります。 導入としてまずは、以前観に行った展示のお話を。 2022年の春、21_21 DESIGN SIGHTの展示「2

      • 【書く理由】世界の解像度を上げる行為、読書が楽しい

        noteを書く理由の一つも兼ねて書いています。 自分にとって読書とは、世界の解像度を上げていくために必要なことだな、という言葉で落ち着きました。 そうしていくことで、まるでぼけていたカメラのピントがじわじわと合ってくるような、そういう感覚です。 読書だけでなく、映画や漫画、美術館の展示などの鑑賞体験でも同じことがいえますが、 本を通して色々な言語体験を味わうことで 「あ、あのことをこういう言葉の表現であらわすこともできるんだ!」 という発見がたくさんあるのも、読書の楽し

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