Netflix「ボーイフレンド」を見た、泣いた。

 ボーイフレンドを見た。めちゃくちゃ感動した。

 1〜8話まで見た。2024年7月23日現在、8話まで配信中。来週の火曜日に9・10話が配信されて完結予定、らしい。

 感想の前に、まず自分の立場を明確にします。
 僕は自分のことを男性だと思っている。これまで恋愛対象として好きになった人はみな女性で、セックスも女性としかしたことがない、というタイプの人です。
 LGBTではない、異性が好きな男性、と定義できそう、、、これでいいのか?不快に思う方がいたらすみません、難しくなっています、最近。
 とにかく僕はゲイでもバイセクシュアルでもないです。
 過去に一度、男性から告白されたことがあるけど、男性を恋愛対象として見ることができずに、断ってしまいました、というような人です。

 前置きが長くなってしまった。

 言います。
 この番組のすごく大事な意義は、「人には言いづらい『みんなと違うところ』を抱える人が、いかにしてこの世界と向き合って生きていくか」っていう、その葛藤する姿を残したことなんだ、と。
 もはやゲイもバイセクシュアルもヘテロセクシュアルも関係なくて、本質的な問題は、人と違う何かを抱えたこの私が、いかにしてその違う部分を自分で認め、許し、他者に開き、拒絶され、受け入れられ、ただ私であるという姿にたどり着くか、ということなんだ!うぉー!!!
 と強く思いました。

 みんな何か抱えてると思うんですよ。それを自分で否定したまま生きていくんですか?ってことなんですよ。それを自分で認めてあげられたら。
 次はそれを人に対して見せられますか?正直になれますか?めっちゃ怖いですよね、たぶんそれはめっちゃ怖いことだと思う。でもそれを人に言えてはじめて、胸の奥底からめいいっぱい深い呼吸ができるみたいなところがある気がする。

 そういうおれはどうなんだ?

 自分のこととなると途端にわからなくなります。

 あなたはどうですか?隠してることありますか?
 隠してることにすら気づいてないふりしてることありますか?

 突然質問してすみません。
 もう寝ます。

 とにかくボーイフレンド、めちゃくちゃ名作だと思うのでおすすめです。Netflixで見れます。来週が楽しみ。

 誰もが当たり前に普通に平穏に、各々のありたい姿でいられる世界でありますように。

 おやすみなさい、良い夢を。

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