人の役割について。
私は、最近、人の役割について考えることがよくある。今日は、役割について、考察したいと思う。
私の元彼(以下、Aとする。)は、役割についてよく尋ねる人だった。私を担当してくれてるケースワーカーさんと比較して、自分の役割はなんなのかと聞いてきた。私は、彼が役割を聞かれるのが、相当負担だった。私は、Aがいるだけでよかったのに。それだけが原因ではないが、私たちは、別れた。一方、役割には、人に自信を付けさせる側面がある。
1年ほど前から、死にたい波が頻繁に襲ってくる女子高生(以下、Bとする)とLINEでやり取りしている。Bは、自責の念が強い。「私といたって、幸せになれない。我慢して笑ってた方がみんな幸せ。私は誰にも必要とされてない。どうして、私は、みんなみたいに勉強が出来ないの。」と送ってくる。慰めても深い闇に吸い込まれるように、自責が悪化していく。どうしたらいいのか、悩んだ。そんな中、CASを開いていたら、英語の分からない高校生(以下、Cとする。)がいた。私は、英語が元々の得意科目だ。問題と解答用紙が、LINEにスクショで送られてきた。いちいち、LINEで答えを書くのがめんどくさくなった。
キャスに問題用紙を貼り付け、解ける人を募集した。Bが手を挙げた。BがCの問題を手伝い、宿題は、無事終わった。Cは、「Bの字が見やすくて、綺麗だ。」と絶賛していた。
Bは、「私にも、役立つことってあるんだね。Cに感謝しなきゃ。もう少し生きる。」と言っていた。
役割とは、状況によって、また、人を不幸にさせたり、自信を持たせたりするものなのだと思う。その感じ方は人によって違うから。その人にあった自信になる役割を適切な距離感から見つけることが出来たらと思った。近過ぎても、押し付けになってしまうから。距離感を試行錯誤していきたい。